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フリーランスにお薦め!『仕事のやる気がこみ上げてくる』オススメ映画

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最近、映画観てますか?

映画の登場人物の姿を見て、元気をもらったり、「自分も頑張るぞ」と活力を注入されたことはありませんか?今回は、フリーランスのみなさんにオススメしたい、『仕事のやる気がこみ上げてくる映画』をいくつか紹介してもらいました。1人で仕事をする事が多く、行動指針などがブレてしまいがちなフリーランスだからこそ、映画から様々な価値観を学ぶのも大切なのではないでしょうか。是非、お気に入りの一本を見つけてください。


幸せのちから

1981年のサンフランシスコ、妻のリンダと息子のクリストファーと暮らす主人公のクリス・ガードナーは新型骨密度医療器のセールスマンをしていました。成績は思うように伸びず苦しむ日々、それもそのはず、その機械は決して値段に見合うものではなかったからです。

奮闘の日々を送るクリス、そんなある日、偶然にも高級車を乗り回す派手な男に出くわします。

その男は学力も肩書も関係なく稼げる仕事があると言います。それは株の仲買人。
クリスは決意して仕事に挑戦するのですが、なにせスタートは養成機関の20名から、しかも半年間は無給だという過酷なものでした。

妻と息子を必ず守らなければならなかったクリスですが、過酷さの限界にあった妻が家を飛び出してしまいます。クリスは説得するが妻の決意は固く、うなだれるクリス。この子は、このたった一人の愛する息子だけは自分が守る、いや、守りたい。そこからクリスとクリストファーの決死のサバイバルが始まっていきます。

この映画は実在の人物を描いています、ノンフィクションの映画は数多く存在しますが、これほどの感動的な、そして親子とは?家族とは?にフォーカスした作品は他にないと思います。勿論、制作会社の味付けがあることは言うまでもないことではありますが、序章とエンディングの印象がこれほど変わる映画はそうはありません。あまり触れすぎるとネタバレとなりますのでこの辺でご容赦願いたいと思いますが、仕事が辛いと感じたときや、気が滅入ったとき、人生は案外捨てたもんじゃない、と発奮する良い一興にして欲しいと思います。
とにかく、あきらめない、人生は何が起きるかわからない。努力して、直向きに、愛するものを愛し、前に進み続ける、あとは天が決めることだと達観するのも処世なのかな・・・と。

最後に配給会社が驚きのカラクリをエンディングに挿入していますので、興味のある方はリサーチしてみるのもお薦めです。

─DEVELOPER コウジさん(45歳・男性)


ウィル・スミス主演の『幸せのちから』を推薦するフリーランスはもう一名。あまねさんは、主人公クリスの活力を見習い、自身のフリーランス活動におけるメンタリズムを見直すきっかけになったと語ります。


人は生きて行く為に働きます。しかし、それは収入を得ることだけが目的ではないと私は思っています。仕事をすることで、自分の存在価値が認識できる。自分の仕事が誰かの役に立っていると思えることが、働く醍醐味のような気がするのです。しかし、フリーランスとして働いていると何か問題が発生した時、自分で解決したり選択したりすることが求められ、悩むこともあります。どんなに一生懸命やっていても、躓くことがあったり、理不尽なことに遭遇することもやはりあったりします。そんな時、私に大きなエネルギーを与えてくれるのが、『幸せのちから』です。

この作品は、とあるセールスを生業にしている男性が、仕事に躓き妻を失い、家も失いながらもひたすらに前だけを向いて生き、最終的には成功するといった物語です。同じようなサクセスストーリーは他にも色々あるのですが、私はこの作品が一番好きです。

この映画に心惹かれる理由は、主人公のクリスがどんな最悪な環境の中でも自分の信じた道に真っ直ぐであること。そして、自分が置かれている環境の中で、きちんと問題と向き合い、それから逃げずに痛みを感じ切っていること。迷ったり落ち込んだり、腹を立てたり涙を流しながらも、朝が来ればリセットしてまた0からスタートして、その日を一生懸命生きていることが挙げられます。

恐らく、私はこれが苦手な人間なのです。何かあればすぐにブレますし、引きずってしまいます。できれば、痛みからも逃げたい。それに、世間体を気にしたり被害妄想で動けなくなってしまったりすることもあります。でもクリスは違います。正に、幸せになることに我武者羅。だからこそ、クリスが羨ましく、そしてカッコイイと思うのです。私に、長年へばり付いたくだらない見栄を剥がしてくれたのもこの映画でした。

クリスは、最終的に高い倍率の中で勝ち残り成功します。でも、仮に成功しそこなった結末だったとしても、やはり私はこの作品に深く感動し、大切にしたいと思ったでしょう。なぜなら、私は結末に感動したのではなく、そこにたどり着くまでの過程に心がゆり動かされたからです。

強く前向きなクリスには、まだ幼い一人息子がいました。彼の存在が、クリスの中に幸せのちからがあることを気づかせてくれたことに間違いありません。
小さな息子とのやり取りの中に、こんなセリフがあります。

「誰にも、お前には無理だなんて言わせるな。夢があるなら自分でそれを守れ。」

「できない人間が、他人にも無理だって言うんだ。」

『幸せのちから』劇中より

他にもあるのですが、これが私が一番好きな言葉です。ブレそうになったり自信を無くしそうになった時、目を覚ませ!と言ってくれるような良い映画です。

─あまねさん(43歳・女性)


カンフー・パンダ

私がお薦めするやる気の込み上げる映画は『カンフー・パンダ』です。カンフー・パンダは2008年に公開されたアメリカ映画で、シリーズ3作目の原動力となった第一弾です。アクションとコメディを実に上手く融合した感動映画で、全米のみならずオーストラリア他各国においてもNo.1の大ヒットを記録しました。

舞台は中国にあるとある村「平和の谷」が、突如、極悪人タイ・ランに襲われることに。彼に唯一対抗できるのは、カンフーの達人である亀賢人に選ばれた勇者だけと言われてきました。そして、その勇者に選ばれたのが今回の主人公であるパンダのポーだったのです。

ポーは、カンフーマスターになることを夢見る単なるラーメン屋の息子です。ドジで間抜け、面倒くさがりのでただのカンフーオタクなポーでしたが、仲間と共に修行を重ねるうちに次第に成長していきます。そうして、ポーはタイ・ランを止めるべく最後の奥義伝授の為、シーフー師匠から大事な巻物を渡されます。

「そこに書かれていた驚きの内容とは!?シーフー師匠の真意とは如何に?」

というのが、この映画の最大の見せ場でしょう!

私自身、この映画を見終わった後、様々なことを考えさせられました。フリーランス業という職種は、企業勤めのサラリーマンとはまるで違います。時間管理から作業工程まで全て自分次第、良くも悪くも全ての結果が自分自身に跳ね返ってくるのです。11日を無駄にしてはいけません。今日の頑張りが明日へと繋がる血肉となり、今日のサボりが明日以降のどん底の始まりといえます。目標を見失ってはいけません。自分は何のためにフリーランス業を選んだのか?と、あらためて初心を思い出させてくれた作品です。フリーランス業を始めようと思ったきっかけは、必ずプラスの材料だと思います。誰もが希望に満ち溢れていたことでしょう。初めからマイナス要因しかなければ、わざわざフリーランス業を手掛けず、適当な会社に就職して適当な生き方をしていた可能性があります。

現状で満足していますか?思い描いていた人生を過ごしていますか?今やっていることが精いっぱいの努力ですか?

フリーランス業は孤独との戦いでもあります。それに打ち勝つには、自分自身の強い心と、目標に向かって一歩一歩進み続ける根気が必要です。カンフー・パンダは、そんな日々の積み重ねの大事さと、成果を得るためには決して近道なんてないんだということを再認識させてくれる映画です。ぜひ参考にしてみてください!

─SKT-tomoさん(24歳・女性)


『ANNIE/アニー』

2014年公開映画『ANNIE/アニー』は仕事への向かうやる気・根気・情熱を呼び起こしてくれます。世界的にも有名な舞台である『ANNIE』を現代版にリメイクした映画版『ANNIE/アニー』を観ると「未来に向かって進み続けてやる」「小さいころから抱いていた夢を叶えるんだ」という気持ちが沸き上がってきます。

Stacks : Why are you running?「なんで走るんだ?」

Annie : It gets me to places faster.「早く到着できるじゃない」

『ANNIE/アニー』劇中より

この会話を繰り広げながら主人公アニーとアニーを引き取ることになったスタックスは街中を走り抜けます。単純な会話ながら心に響くこのシーンをぜひ、観て頂きたい。「早く到着できるじゃない」とアニーが発した言葉は「人生は一瞬よ。もたもたしてる暇なんかないわ!」という、自分自身の進む道への確信や覚悟が見受けられました。フリーランスの道を進むときの覚悟を思い出し、心の奥底から仕事、いや、人生に対するやる気が沸き上がりました。

アニーといえば、舞台でもお馴染みの音楽が流れます。あなたも1度は耳にしたことがあるでしょう。それが「Tomorrow」です。
「朝がくれば Tomorrow 涙のあとも 消えてゆくわ」どれだけ仕事で失敗をしても、壁に当たっても、先が見えない出来事が起きても、どんな時も朝が来て朝日が昇る。当たり前のことですが、この「Tomorrow」という曲にのせて聴くと胸に響くものがあります。「決してあきらめずに芯を持って生きていこう」という志に光を当ててくれました。アニーの生き様にも、POPな音楽にも奮い立たされます。

私は、億万長者で容姿端麗でも、スタイルがモデル並みで頭脳明晰でもありません。この映画の主役のアニーも同じ立場でした。むしろ施設育ちのアニーには両親も存在せず、私よりも厳しい環境で育ったといえました。それなのにアニーは私よりもキラキラ輝いていました。アニーの人生も、アニーの瞳もキラキラと輝いていたのです。アニーにあるものはたった1つ、「人生の芯」です。どんな状況にも屈せず自分自身を持って生きていました。アニーをみていると「夢を叶えてやる」という気持ちがどこからともなく沸き上がりました。

舞台とはまた違った映画版『ANNIE/アニー』はあなたの心にも夢を抱いていたあの頃の思いを呼び起こしてくれるでしょう。人生に悩みを抱えているあなた、仕事が上手くいかないあなた、現代の社会に息詰まる思いを抱えているあなた、アニーは現代に生きる私たちに大切で必要なことは「流されず自分自身の芯を持つこと」であると、笑顔と感動と共に心の底の部分に語り掛けてくれます。

─ハツムラさん(23歳・女性)


『生きる』

古い映画は見ないという方、もったいない!昔の映画にこそ、現代を生きる私たちへの生きる知恵が詰まっています。

今回お勧めするのは、故・黒澤明監督の『生きる』です。モノクロ映画ですが、仕事とはなんぞや、生きるとはなんぞや、と誰しもが生きる上で感じる苦悩に真っ向から取り組んだ作品です。特に、フリーランスとして自らがやりたいことを追求している人には、その背中を押してくれること間違いなしの名画です。

役所に勤める主人公は、ある日、自分が癌により余命半年であることを知ります。そのことによって、自分が本当に真剣に人生を生きていないのを主人公は思い知ります。そして今まで取り組んでこなかった事を一生懸命やろうと思い立ちます。自らの余命を知らなければ、決して取り組まなかっただろう本当に大切で必要とされる仕事です。(ネタバレになるのであまり詳しくは言いませんが……
この映画を、名画座の大きなスクリーンで見た私は、当時、フリーランスの仕事に行き詰まりを感じ、以前のように企業で働こうかと悩んでいました。しかし、この映画に出てくる本当に生きようともがく主人公と、流されて生きるだけの周囲の人々の対比が鮮やかで、衝撃を受けました。そして映画を観終わって、映画館を後にする頃には、爽やかで前向きな気分になっていました。

つまり、この映画が、流されて生きるだけの楽な人生を選ぶのはやめようと、当時の私に決意させてくれたのです。

この映画では、主人公の周りの役所の職員が、流されて生きるだけの人たちの象徴として描かれています。余命を知らない普通の人たちは、安定を求めて、真剣に「生きる」ということを見つめようとはしていません。いや、世の中の大半の人たちが、忙しい毎日でそのようなことを考えないようにして生きているのかもしれません。ですが、巨匠の黒澤明監督は、いつの時代でも同じ流されて生きることへの警鐘をこの映画を通じて現代の私たちに届けてくれます。

私は、仕事でもプライベートでも何か迷うことがあったら、「生きる」を作った黒澤明監督ならどう思うだろうかと考えることがあります。自分のした選択は、本当に「生きる」ことになっているだろうか、生きる屍(しかばね)になってはいないだろうか、と自問自答します。

一本の映画が、観客の人生の様々な局面に影響を及ぼすってかなり凄いことだと思います。

なお、本作は1952年の映画でかなり古いので、自宅のテレビではなかなか音声なども聞き取りづらい部分があります。ぜひ、スクリーンで上映される機会(午前十時の映画祭や、名画座など)があれば、それを逃さず、大画面で見るのをお勧めします。 真剣に、生きていきたいですね!

─hairi(34歳・女性)


ちょっと落ち込んでしまったとき、ヘコんだとき、どうすればいいのか迷ってしまったとき。素晴らしい映画は、きっとあなたにとって光り輝く道標となり、ヒントとなり、明日への活力となってくれるはずです。

ちなみに編集スタッフの私が『仕事のやる気が込み上がる映画』としてお薦めしたいのは、『踊る大捜査線』の映画シリーズ。おなじみ織田裕二主演のアレです。
全シリーズ面白いですが、特に好きなのが二作目の『レインボーブリッジを封鎖せよ!』。「私たちの仕事に大きいも小さいもない!」と自らを鼓舞しながら、ただ事件解決のために夜の街に駆け出していく彼らの背中を観ると、思わず「自分も頑張るぞぉ…!」と拳を握ってしまいます。また、警察組織内で描かれる『キャリア組』と『現場組』での仕事哲学のコントラストも見どころ。

いい映画を沢山観て、仕事へのエネルギーやインスピレーションを吸収しましょう!