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【しくじりフリーランス】俺みたいになるな!失敗から学ぶフリーランスの痛い教訓

しくじりフリーランス

フリーランスになった途端、毎日通う『職場』というものがなくなり、毎日顔を合わせる『同僚』や『上司』がいなくなります。たったひとり、右も左もわからない駆け出しフリーランスのころは、後から思い返せばとんでもない失敗をしてしまいがち。
今日は、某人気テレビ番組にあやかって、先輩フリーランスの『しくじり』から、駈け出しフリーランスが陥りやすい失敗について学んでみましょう。


ハイエナに気づかなかった

お金の価値

「100万円」
これは私が駆け出し1年間で騙し取られた金額の合計金額です。
家はお金持ちではありません、必死で努力して必死で稼いできた大事なお金です。
今回この私の失敗談が少しでも、誰かの成功への体験談の一部になれば幸いです。

ハイエナ

とある企画で出会ったプロデューサー(以下P)。
有名企業で数多くの有名ゲームを手がける敏腕Pでした。駆け出しにも関わらず、私にとても良くしてくれました。
無知だった私に人を紹介して頂き、色々な技術を教えてくれ、色々な場所に連れて行ってくれました。
時には厳しく言われる事もありましたが、結果的に業界のノウハウや色々なスキルも身につく事ができ、気付けば師弟関係の如く尊敬する対象となっており、私はこのまま順調に前進していくと思っておりました。
しかし、企画が終わった辺りから徐々に変わって行きました。周りの関係者が皆、このPから離れていくようになったのです。
その後このPは退社。
企画も落ち着いた数ヶ月後、久しぶりにPから連絡が入り会いに行きました。久々の再会に話を交わす中、新しい事業を一緒にやろうという誘いがあり、私は当然の様に快諾。
最初は順調の様に進んだ企画でしたが、今思えば、その時から私の人間性よりも「収入」「結果」「人脈」「技術」を見ていたんだと思います

金銭的な支払いも当初の話とは違う流れになり、お金が支払われなくなっていきました。抜ける交通費・払われる事のないディレクション代・無償の事務作業…。
収入よりも支出が多い環境の中で「勉強の為、勉強の為」と言い聞かせて踏ん張っていました。
そして、フリーランスである大前提だったのに気付けば、Pを始め当時信頼していた役員に囲まれて恐喝の中、無理やり所属契約までさせられました。
もうダメだと思った私は、様々な方と相談をして、穏便にその場所を離れました。その後、その事務所は倒産し、そのPは消えて行きました。

100万円の授業料

お金がなくなった事もショックでしたが、何より信頼していた師匠から裏切られた事の方がショックでした。
しばらく何もする気が起きなかったのですが、色々な人に相談をしながら少しずつ前を向いて進み始める事が出来ました
本当に色々な言葉を頂きました。

「無くなったお金は戻らないんだから、高い授業料だと思って進もう!」
「人が良すぎだよ、善悪の判断が出来る良い人にならなくちゃ!」
「俺も騙されてばっかだし、お前も騙してないんだから良いじゃん!」

温かい言葉をかけてくださる友人がいるというのは、これほど心強いと思った事はありませんでした。

ライオン

私は、人間は2種類存在すると思っています

  • 1人孤独に道を切り拓きながら人知れず戦い続ける「ライオン」
  • 動いている様に見せながら、誰かの獲物を狙う「ハイエナ」

必ず類は友を呼ぶので「ライオン」には「ライオン」、「ハイエナ」は「ハイエナ」で組織を作ります
もちろん、人は変わるので油断をすると「ライオン」が「ハイエナ」になる事も「ハイエナ」が「ライオン」になる事もあります

今の自分がどちらかだなんて考える事はナンセンスだと思いますが、少なくとも「ライオン」になろうと努力し続ける事は出来るはずです。
そうすれば「しくじり」が起きた時に、必ず助けてくれる人が出てきて、「失敗」ではなく必ず「成功」のきっかけに変わっていきます。

自分自身のもうダメだという弱い心の奥底にある曇った鏡を、毎日打ち破って磨き続ける自分に負けない努力こそ、「しくじり」の「失敗」を「成功」に変える根本なのだと実感致します。

─匿名さん


危機感なく人を信じすぎてしまった

三十代後半に差し掛かかり役職も中堅どころ、責任もそれなりに重くなり働き盛り真っ最中。自分の能力を過信しすぎて天狗になっていました。当時私が在籍していた会社を辞めて起業した元上司から連絡があり、久しぶりに飲みに行きました。その時「会社辞めて、うちに来ない?」とヘッドハンティングされました。提示された年収はなんと今の会社の1.5倍。正社員ではなくフリーランスでの採用だったので、ある意味当然の金額だったんですが、そんなことにも気が付かず自分の能力を高く買ってくれたんだと舞い上がってしまい、あまり深く考えずOKしてしまいました。今思えば、きちんと会社訪問して自分の目で現実を確かめること、さらに元上司だからといって頭から信用せず疑問に思うことはちゃんと入社前に解消しておくべきでした。

あれ?なんだか変。でも社長、前はいい人だったし!

新しい会社に出社した初日から、何となく違和感を覚えました。想像していたのと少し違います。まず、事務所に私の机がありません。私物を入れるロッカーもないのです。システム開発の会社だったので、客先に常駐することが多いため当たり前といえば当たり前なのですが、ほんの6畳ぐらいのスペースに社長とパートの事務員さんが一人。机は二つだけ。応接スペースすらありません。
後でわかったのですがその事務所はいわゆるレンタルオフィス。事務所とは名ばかりの、会社としての住所を置くためだけにある場所でした。それでも、「経営、苦しいのかな?」とちらっと思っただけで、指示された客先への仕事にいそいそと出かけたのでした。
疑うはずもありません。今の会社の社長は、昔とても頼りにしていた元上司。困った時はなんでも相談し、仕事もよく助けてもらったのです。徹夜の作業も一緒に経験し、いわば戦友であり同志。自分を窮地に追い込むなんて、考えもしませんでした。

給料、今月分は待ってくれ?

「あれ、ちょっとマズいかも」と思ったのは、フリーランスで入社して二年目のことでした。社長に呼ばれ、話を聞いてみると、「今月の給料、ちょっと苦しいから分割にしてくれないか?」と相談されました。私はその時ですら二つ返事で「いいですよ!」と言ってしまいました。社長が困っているなら自分が助けよう!そのぐらいの気持ちでいたのです。自分の給料ぐらいで会社なんてどうにもなりません。なんとも覚悟の甘い、現実を知らないフリーランサーでした。そうして給料が遅れはじめ、数か月、そして一年が経ち、ついには全く払ってもらえなくなりました。

ブラック企業脱出!お金は大事だよ〜

やっと目が覚めました。支払いが遅れたり、分割払いにされてしまって、気づきにくくされていました。「そういえば全然貯金できないなぁ・・」と思って給料を計算してみたら、合計でおよそ一年分の給料をもらっていませんでした。驚愕の事実でした。
いい上司だろうが、いい経営者だろうが、きっちりすべきところはきっちりしてもらわなくてはなりません。昔のよしみで仕事をしたり、お金のことをなあなあにしてはいけません。その会社をとっとと辞め、次の会社にまたフリーランスとして採用してもらいました。手痛い「しくじり」で大きな授業料となりましたが、いい教訓となりました。

─鈴木るいさん(40歳・女性)


どちらも、ホイホイ他人を信じすぎて起こった失敗でしたね。良きアドバイスをくれるメンターや、健全な仕事の依頼をくれる仕事仲間は大切ですが、どうやら世の中のすべての人があなたにとって誠実な人とも限らないようです…。
この人は本当に信頼できるかな?この仕事は受けるべきかな?駈け出しのうちはそんな事もよく考える必要があります。

でも、失敗から学ぶ経験はいつだってあなたの糧になるもの。“Fail Fast(速やかに失敗せよ)”の精神で、後遺症が残らない程度にいろんなことを経験してみましょう!