フリーランスブック

MENU

ベテラン療術師直伝!デスクワークの健康被害を防ぐカンタン対策、正しい椅子の座り方とストレッチ方法

katakori

毎日、椅子に座ってひたすらデスクワークをこなすことが多いフリーランス。一日中座りっぱなしだと、肩も凝るし腰が痛くなってきて、気づけば背骨が丸まっていたり?

長時間のデスクワークによる健康への悪影響が叫ばれていますが、今回は80歳の超ベテラン療術師さんが伝授する『デスクワーク対策』をお伝えします。


東洋医学では腰のことを「肝腎要」と言います。扇子で言えば「要」の処で最も肝心なところです。長時間デスク・ワークをしていると健康維持の上でさまざまな不都合なことが起きます。最初にそのことをご説明します。その上でその悪影響を防ぐ対策を紹介していきます。

デスク・ワークが原因で身体に起きる変化

  1. 床からの下肢の冷え
  2. 冷えからくる血行不良
  3. ふくらはぎの硬結(硬くなり縮むこと)
  4. 鼠蹊部(そけいぶ。恥骨部の両側にある三角形状部分を言う)を締め付けるので下肢動脈の働きが不完全になります。下肢を組むと余計に悪い状態になります。
  5. 長い時間、デスク・ワークをしていると、疲れから姿勢が崩れて腰が後湾化(腰が丸くなること)します。肘を机に着き上半身が前傾姿勢になり頭が前に傾きます。
  6. 1から4までの影響で左右の下肢の長さが違ってきます。

上の1から6までのことは毎日ケアしないと、さまざまな健康上の問題が発生してきます。

デスク・ワークが健康へ及ぼす悪影響を防ぐ方法

上のことから起こる健康への悪影響を防ぐ対策を次に紹介します。

床からの下肢の冷え

冷えからくる血行不良

これらの対策は、少し厚めの靴下(5本指のもの)を履いて下さい。

ふくらはぎの硬結(硬くなり縮むこと)

この対策は、ふくらはぎを丁寧にもみ解して下さい。ふくらはぎは第二の心臓と言われるほど大切なところです。丁寧にケアをして下さい。

鼠蹊部(そけいぶ)の縦皺の真ん中あたりを指先で探って下さい。ドクドクと拍動している処があります。そこは関節裂孔という処で下肢動脈が通っています。その拍動している処を指先でグリグリと一分間位揉んで下さい。つま先まで血液の循環が良くなり下肢に冷えは改善されます。

療術師が教える、椅子の正しい座り方

椅子の正しい座り方を紹介します。この座り方を守れば頸椎(首の骨)と頭が自然と起きて、肩こりを防ぐことが出来ます。

  1. 両肘は脇に軽く付けます。
  2. 右利きの人は左足を右足より少し前に踏み出しておきます。
  3. 腰は自然に伸びているようにします。腰と椅子の間に腰枕(腰枕は缶コーヒーを芯にしてタオルを巻いて作ります)を入れるのも一つの方法です。

右手を使う時、右足を前に出すと腰が安定しません。作業をする時、両脚を揃えて作業をすると腰は安定しません。歩く時のことを考えるとすぐ理解が出来ます。足元にも注意が必要です。

下肢の長さを揃えるストレッチ

『デスク・ワークが原因で身体に起きる変化』で、左右の下肢の長さが違ってくるということを指摘しましたね。
最後に、下肢の長さを揃えるストレッチを紹介します。下肢のストレッチは腰痛の防止や改善策の最大のポイントです。

  1. 壁に向いて下肢を伸ばして座ります。壁と足の裏の間に週刊誌一冊を入れて置きます。
  2. 右足から壁に向かって伸ばします。左脚も同じようにします。
  3. 壁に着き難い方の下肢が短くなっています。
  4. 短い方の下肢を壁に付けるように踵から押すようにして伸ばします。その時、腰を動かしてはいけません。10回から15回位繰り返して下さい。

下肢(両脚)の長さが違うと何故腰痛になるのでしょうか。
下肢の長さが違ってくると、上半身は下肢の長い方に傾きます。短い方に傾くと中心が崩れて身体が安定しないから、本能的にそのようになります。
すると両方の骨盤が支える上半身の重みが左右で均等ではなくなります。
これが原因で骨盤に狂いが生まれます。それが腰痛の最大の原因です。
毎日、下肢の長さは不揃いになっています。ストレッチは毎日の習慣にして下さい。


身体が資本のフリーランスは、健康第一!姿勢には気をつけ、毎日のストレッチと適度な運動を心がけましょう。