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【彼氏がフリーランスを目指したら、あなたは?】両親への結婚挨拶、産まれてくる子どもへの説明、こうやってうまくいきました!

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彼氏や旦那さんがフリーランスになると言ったら、あなたは心配なく付いていけますか?

ある日、kaoriさんが同棲中の彼氏が「俺、会社を辞めてフリーランスになりたい」と打ち明けました。安定した収入が得られるサラリーマン生活を捨て、フリーランスという茨の道へ…。生活は大丈夫?結婚を控えているのに、両親にはどう説明すれば…?やはりそれなりに不安もあったkaoriさんですが、彼氏さんがフリーランスという仕事に誠実に向き合っていたおかげで、無事にご結婚、その後誕生したお子さんたちも、お父さんのフリーランスという仕事を理解してくれているそうです。

今回は、そんなkaoriさんの実話エピソードをお伝えします。


彼氏がフリーランスになると言ったら

彼氏と同棲して1年がたったころでした。彼は会社勤めをしていたのですが、生活スタイルを変えたいと言っていて、フリーランスになる事を目標にしていました。私はというと、諸事情で仕事はしておらず、彼に養ってもらっており、正直「フリーランスなんて生活はどうするの?安定収入なんてないんでしょ?」と思ってしまいましたが、養ってもらっている以上、何も言えずただ当たり障りなく、彼が語る夢について相槌をついていただけでした。以前からお小遣い稼ぎに副業として仕事をしているのは知っていましたが、そこまで稼ぐことはできないだろうと思っていたのです。

ところが、それから数か月たったある日、フリーランスになるめどがついた、と報告を受けました。彼が収入を説明してくれたのですが、昼間の正社員の仕事のお給料をフリーランスの仕事で超えることができた事、3か月続けて収入の統計も取れ、安定した暮らしができる確信が持てたので、会社を退職しようと思う、という報告でした。説明を要求したわけではないのですが、私の不安をお見通しだったのでしょう。事細かに説明してくれ、二人の人生設計についてもしっかりプランニングしている事に信用できたので、会社の退職も笑顔で背中を押す事ができました。

結婚、そして親への報告・・・反対されたらどうしよう

彼が主にプログラミングや翻訳などの仕事で生計を立てるようになって1年がたったころ、私も彼もアラサーで、いい年齢という事で結婚することに。では、まず両親への挨拶はどうしよう、という話になりました。

その時私たちが住んでいた場所が、私の実家から飛行機の距離という事もあり、両親と彼は直接会ったことがありませんでした。彼と同棲していることは伝えてあったのですが、フリーランスになったことは伝えておらず、両親は企業の正社員だと思ったままです。
私も成人してから、あまり両親と連絡をとったり会ったりすることもなかったのですが(仲が悪いという事もないのですが)、結婚を意識し始めてから、さりげなくメールでの日常報告をする事を心がけました。「今日はこんなレストランに行った」とか、「新しい車を購入した」など、ある程度お金に困らず幸せに暮らしている事をアピール。

そんな日々が半年ほど過ぎた頃でしょうか。ついに両親に結婚の許しをもらう為、彼と一緒に私の実家に出向きました。ガチガチに緊張した彼のカバンの中には、彼が手掛けた作品たちの説明資料がぎっしり。PCもすぐに見てもらえるようにセッティングして準備万端です。私はというと、もちろん両親への結婚のあいさつなど初めてなので、質問攻めにされたらどうしよう…反対されたら…でも、同棲も反対されてなかったし幸せに生活している事はわかっているはず…と両親がどう出るかわからず、混沌とした気持ちで実家に向かいました。

実家に到着すると、両親と私たちはお互いに緊張しながら挨拶をかわし、彼から今はフリーランスで働いている事、仕事の内容、収入面についてのプレゼンテーションをしました。それから、結婚のお許しを伺うと…なんとあっさりOK。私たちの心配は杞憂に終わり、あっけなく両親から「幸せになりなさい」と言葉をもらえました。

のちのち、どうして結婚を了承してくれたのか聞いてみると、まず1番は結婚前から数年にわたり同棲し私を養っていたので、金銭的な不安感がなかったとの事でした。日々の生活ぶりはメールなどで確認できていたので、同棲している段階で、結婚のシュミレーションは両親の中でもできており、その実績で結婚も前向きに了承することができたとの事でした。

あとは、結婚のあいさつの時まで、仕事内容なども全く知らなかったけれど、彼のプレゼンで具体的に知ることができたので安心できたそうです。その部分で、会社員とフリーランスの違いは感じられなかったそう。

私自身、彼がフリーランスになると言った時は、職業の幅が広すぎて具体的にどんなものなのか想像しずらく、安定しない職なのでは?という懸念を持っていました。両親も、ただ職業はフリーランスでプログラマーと言っただけでは、納得できなかったかもしれません。特に私たちの親世代は、現代のIT関係の仕事についてなどはなにがなんだかよくわからないと思う方も多いと思います。だからこそ、具体的にどのような仕事をしているのか、一日の仕事の時間はこれくらいで、休日はこれくらいとれている、と言ったような直接仕事に関係のない部分でも多岐にわたって説明することで、安心感を持ってもらえたのでしょう。

「お父さんもお母さんも、いつもお家にいるね」子供になんて説明する?

それから数年たち、私も、このようにライターとして、フリーランスで働くようになり、子供にも恵まれました。幼稚園に通う、おしゃべり好きな女の子です。娘にとってお父さんは、生まれた時からいつも家にいて、パソコンをいじっている人。今までは大人は仕事をする、と言ったような概念がなかったようですが、幼稚園でお友達とお話ししたりするようになって、一般的なお父さんは『外に出かけて夕方になると帰ってくる』ものだ、という事に気が付いたようです。

そこで、子供にもこんな仕事をしているんだよ、と作品を見せたりしっかり説明するようにしました。まだまだ幼いので、どこまで理解できているかわかりませんが、子供も大人と同様になにか想像できないものに不安に思うのだと思ったのです。しっかり説明すると、『パソコンに向かって画面を作ってるお仕事』くらいには理解できて、娘は満足そうな顔をしていました。それから、娘も私たちがパソコンに向かっている時は仕事中だから邪魔をしてはいけない、と自分の中で考えたようで静かに一人で遊ぶ事もできるようになりました。

フリーランスという職業については子供に対しても大人に対しても同じく、事細かに真摯に、説明することが重要なのだと思います。

─kaoriさん(29歳・女性)


フリーランスという働き方、なかなか想像がしづらいところもあり、周囲(特にご両親)の理解が得づらいケースもあるかもしれません。でも、プライドを持って取り組んでいるフリーランスという仕事の内容や想いを、しっかり誠実に伝えれば、きっと心配はいらないはず。

もしも今同じようなシチュエーションで不安になられている方がいらしたら、kaoriさんのエピソードをご参考にしてみてくださいね。