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ライターは稼げない?フリーランスのライターが月商243万円を達成できた理由

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誰でも始めやすいライターの仕事を、フリーランスとして行っている方は多いと思います。ノートパソコン1台だけで、自分の文章でお金を稼ぐ。とても現代的でクールなイメージをお持ちの方も多いでしょう。
しかし昨今、『ライター仕事は稼げない』という風潮が取沙汰される傾向にあるようです。果たして、本当にそうなのでしょうか。フリーライターのHさんに「これまでライター仕事で最も稼いだ月はいつでしたか」と訪ねると、なんと243万円の売上を立てた月があったと驚きの回答が。一体Hさんは、どのようにしてこれほどの売上を作ったのでしょうか。同時に、多忙を極めたというこの月、Hさんはどう過ごしていたのでしょうか。


フリーランス人生で最も稼いだ月のこと

2016年2月は、めちゃくちゃ忙しい月でした。私はフリーランスでライターをしているのですが、レギュラーで持っている仕事のボリュームが増え、できる限界まで受けていたら、243万円になりました。今でも、すさまじい月収だと思います。引き換えに、この月は目が回るくらい忙しかったことをよく覚えています。

まず、1日も休みはありませんでした。29日間、うるう月だったのですが、働きまくりました。1日あたりの売上は85,000円程度です。私の仕事で1日あたり85.000円の売上を上げようと思うと、1本5,400円の案件を15本仕上げなくてはなりません。

15本というのは、1本1時間でかけるとして、1日15時間働かなくてはならないのです。とにかく、メインで受けているニュースの仕事のボリュームが増え、お客さんがどんどんネタ出ししてください!と言うのでそれに応えると、どんどん通っていった感じです。1日15本は、慣れたら1本30分程度で書けるのですが、それでも見直したりフィードバックを受けたりしていると1本1時間はかかり、2016年の2月は朝から晩まで一日中働いているという感じでした。

そこで生活を変えました。起床時間は5時だったのですが、3時半に変更しました。私のやっていた仕事はニュースだったので、速報性が命です。できるだけ早期に対応できるように、朝3時半に起きてネタを探しました。ネットの隅々まで巡回し、朝から30件ぐらいネタ出しして、8時半にお客さんが出社してくるのを待つ感じです。チャットで指示が来た後は、ひたすらタイピングです。その多忙だった月を通して、お金に貪欲になることの重大さを学びました。月末に243万円から源泉が引かれて218万円が振り込まれたとき、お金という結果に対してこだわり続けてよかったと思いました。頑張った自分に100万円の腕時計を買ったのですが、家計にダメージはなかったです。

相手の立場に立って、仕事を増やし続ける

今後も高い月収をキープするための必要なこととしては、やはり相手がやりやすい体制をいかに構築していくかということ。多くのライターさんから相談を受けるのですが、みなさん、文章力を重視しすぎて、丁寧な文章を書けるようになれば、単価が上がって収入が増えると思い込んでいます。ですが、それは違うと私は思います。

私の場合、フリーランスのライターとしてもっとも大切なことは、会社員である編集者の方々がいかにスムーズに仕事ができるか先回りして、ケアしながら仕事をするということです。たとえば先程も書きましたとおり、私は朝5時起きの習慣を更に朝3時半起きに繰り上げ、めちゃくちゃ早い時間帯に起きてネタ出しするようにしました。それだと、8時半頃にお客さんが出勤してきたときには、ネタ出しが終わっているからです。そして質問事項なども完全にアップし終えていて、先方がスムーズに仕事をスタートすることができる環境を作ることに専念したのです。

このように、相手の立場を考えていかに仕事しやすい空気を作るかというのが、売上をアップさせるのに大切なことだと感じました。みんな口では稼ぎたい、稼ぎたいといいますが、自分のことしか考えていないフリーランスが多いような気がします。ですが、私は編集者さんのことを考えて、休みの日やお昼休みの時間にはメールを入れないようにするなど、工夫していました。自分がサラリーマンだったとして、どのようなフリーランスとだったら仕事しやすいかを考えて、徹底的に工夫して頭を使いました。自然な気遣いとして、早起きになったのです。

あまりに忙しくなりすぎると、Twitterなどの話題にももはやついていけなくなります。もちろんテレビを見ているヒマもありません。でも、1ヶ月が過ぎてみて、何も困っていないことに気が付きました。忙しいことは良いことです。フリーランスは、向こうから仕事がどんどん来て、死にそうになってこそナンボなのだということを学びました。実際、ヘロヘロになりながら働いていましたが、充実感はありました。何より、口座に200万円以上入金されたときの懐の温まり方はすごかったです。

すべての環境が整っていた

なぜ急激に仕事が増えていったのかですが、先方の都合です。10月頃から仕事が増え始め、もっと書いてほしい、もっと書いてほしいと言われるようになりました。出来る限り答えるようにしていたのですが、それでも毎月200万円を超えることはありませんでした。200万円を突破したこの2016年2月は、仕事のスピード、生産性、やる気、モチベーション、体力など、すべての環境が整っていたと思います。どれが欠けても200万円にはならなかったと思います。

おそらく、そのクライアントとは前年の2015年7月から仕事をスタートしていたのですが、私が前向きに取り組んでいることがわかり、徐々に任せる仕事を増やしてくれた感じでした。何も言わない冷たさを感じさせるチャットを打つクライアントでしたが、それでも私は精一杯、テキストでチャット上にて誠意を伝えてきたつもりです。そうしたことも相まって、多くの仕事を受注することができました。

充実感が命!生産性向上に全力

その仕事の他にも、飛び込みで入ってきた仕事を受けていました。最初は時間を取って頭の冴えた午前中にやってみて、慣れたら疲れてくる午後に仕事を回す感じです。頭がすっきりしている午前中は、私にとっても稼ぎどきです。朝3時半に起きて、午前中に6万円稼ぎます。12本も記事を書いて、昼の休憩に入ります。午後からは、次の記事を書いたり、他のクライアントの仕事をしたりなどの体力をセーブした状態でできる仕事をしていました。

体力的にはとてもしんどかったですが、やりきった感じがあったのと、私は仕事が好きなので、とても爽やかな気持ちでした。精一杯働いて、たくさんお金を稼いで、SNSなどで苦労を分かち合って、仲間に賞賛を受けていたので、とても充実した時間となりました。サラリーマンをやっていたころは、仕事は出来る限り効率よく、手を抜いてやっていましたが、フリーランスになると、仕事は充実感が命です。限られた体力の中で、いかに限界まで仕事をして、生産性をアップさせて行うか、効率よく使うか、ひとつひとつを丁寧に仕上げていくかなど、とても勉強になりました。またあんな充実した日々を過ごしたいものです。

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忙しければ忙しいほど良い

フリーランスは、忙しくてナンボです。暇なフリーランスなんて存在価値がないと私は思うようになりました。暇で適当に仕事をしている人は良いですが、私は忙しい方がいいです。その前の月も、次の月も、160万ほどは売上があって、仕事が大いに充実していました。お金があると、たまの休憩にも贅沢ができて、気持ちのゆとりにつながります。やはりお金はいくらあっても困るものではありませんので、フリーランスは多忙となればなるほど良いのではないでしょうか。少なくとも私はそのように思います。

でも、年末年始でなくてよかったと思いました。年末年始はテレビ番組が充実していて、私もあまり仕事をしたくないものなので。2月という寒い時期でしたが、部屋を温めて、毛布にくるまりながら、仕事をがんばりました。とても良くやったと思っています。

243万円が最高記録です。ライターでそれぐらい稼いでいる人はごく一部ではないでしょうか。月収10万でもおかしくない人がゴロゴロいる世界で、我ながらよく健闘していると思いました。忙しかったですが、充実していましたし、満足しています。

─Hさん(男性)


仕事相手の立場に立つことで、多くの仕事を引き出すことに成功したHさん。その仕事を全力でこなすべく、早朝から毎日仕事に挑んでいたと言います。そのひたむきさとバイタリティは、フリーランスとして見習いたいですね!

振り込まれた売上高を見て、充実感に包まれたHさん。たくさん働いてたくさん稼ぐのは本当に素晴らしいことですが、くれぐれも働きすぎて体を壊すことのないよう、お気をつけ下さいね!また、忙しい月ほど、請求書管理・作成サービスのMisocaをご活用ください。