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徹底比較!フリーランスのための動画ストリーミングサービスのすすめ

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映画、ドラマ、アニメは、会話のネタやインスピレーションの源としてとても重要な要素。動画配信サービスを活用すれば、たくさんの作品を自由に楽しむことができます。スマホアプリを活用すれば、ちょっとした移動時間やスキマ時間にも映画やドラマ、アニメを楽しめます。

動画配信サービスにも様々なものがありますが、今回はNetflix、hulu、dTV、Amazon Primeビデオのそれぞれの特徴をまとめてみました。
※情報は全て2017年2月現在のものです。料金は税込みで統一しています。


1:Netflix

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1999年にアメリカのDVDレンタルから始まったNetflixは、現在はもはや主流になった「定額ストリーミング」というサービスを2010年から開始し、2015年9月に日本でもサービスが開始されました。日本上陸時は大手経済誌やカルチャー誌も特集記事を組むほどの鳴り物入で登場し、各方面を賑わせた又吉直樹氏の2015年芥川賞受賞作品「火花」を早くも2016年にオリジナル作品として映像化したことでも話題になりました。

  •  コンテンツ数:非公開
  •  料金:月額ベーシック¥700、スタンダード¥1,050、プレミアム¥1,550
  •  無料試用期間:1ヶ月。プレミアムプランとして利用可能。
  •  画質:ベーシックプランはSD画質、スタンダードプランは最高でHD画質まで、プレミアムプランは最高でUHD 4K画質で視聴可能。 (視聴環境による)
  • ダウンロード:可能。※ベーシックは1台のみ、スタンダードは最大2つの、プレミアムは最大4つのデバイスにダウンロード可能

Netflixのここが優秀

20年ほど前に小さなレンタルショップから始まったNetflix。当初から身につけてきたノウハウと顧客獲得の方程式を活かし「視聴者が最も求めているのは何か」を徹底的に分析したオリジナルコンテンツはまさに視聴者をどっぷりはまらせるために作られています。オリジナルコンテンツは大手メディアの作品群と肩を並べても、あらゆる点で遜色がありません。実際、一つのオリジナルドラマシリーズに100億円近い資金を投入することもありますので、ちょっと他のサービスは真似したくてもできないクオリティーに仕上がっています。

またグローバルな観点で「最新の主流」を発信しているので、世界で何が流行っているか、何がウケているか、Netflixをチェックしておけば間違いないと言えるでしょう。あらゆる社会的な問題点に肉薄するドキュメンタリなども、情報収集の観点から利用価値がありそうです。

Netflixのここが残念

発信源がアメリカであるということもあるのか、日本上陸から1年半ほど経った今も日本語への対応が遅れているようです。吹き替えがないのは仕方ないものの、日本語字幕もない動画もたくさんあるので、せっかくの豊富なラインナップも英語が分からなければ楽しめない作品も多い、というのが現状です。また、ちょっと10分くらい…という軽い感じで楽しめる作品は少ないので、ちょっとした休憩に…という楽しみ方には不向きかもしれません。

公式サイト:https://www.netflix.com/

2:hulu

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21世紀フォックス傘下のFOXエンターテイメントなどアメリカの大手マスメディア各社の出資により2008年にロサンゼルスでサービスをスタートさせました。「語りたくなる一品がある」のキャッチコピーを掲げ、2011年8月に日本でもサービスを開始しましたが当初は鳴かず飛ばす。しかし日本事業を日本テレビが買収した2014年以後は息を吹き返し今は動画配信のトップに名を連ねています。

Huluの特色は日本テレビ系列が供給する豊富なテレビ番組群。2015年5月よりフジテレビと相互にコンテンツを調達・提供することが発表され、現在では在京6局(NHK含む)のテレビ番組を視聴できるサービスに発展しました。

  •  コンテンツ数:公称30,000本
  •  料金:¥1,008
  •  無料試用期間:2週間
  •  画質:最大でHD画質まで。
  •  ダウンロード:不可。※ただしHuluのCEOであるMike Hopkins氏は2017年1月の時点でダウンロード機能の追加を真剣に検討中であるとのこと。

huluのここが優秀

Netflixのローバルな視点に対し、Huluはアメリカ生まれ日本育ちという生い立ちが功を奏してか、「日本」と「世界」の違いを良く理解しているようです。最新ドラマからローカル番組のお料理コーナー、果ては1987年に地上波で放送された「風雲たけし城スペシャル」まで見られるというのはちょっと驚きのラインナップではないでしょうか。オリジナルコンテンツも、人気俳優を起用したドラマ、バラエティ、5分程度の落語まで、ちょっとした空き時間にも楽しめる作品がそろっていますし、もちろん海外のドラマや映画作品も充実しています。

huluのここが残念

やはり気になるのはダウンロードができない点。外出時にモバイルなどで見ようとするとやはり通信料が気になってなかなか楽しめないかもしれません。そしてモバイルアプリからでは新規登録ができない(PCからのみ可能)というのは少し不便に思えますし、Android版ではOSアップデートへの対応の遅さや散見される不具合に不満の声も上がっています。主にモバイルやタブレットで楽しもうと考えている人には注意が必要かもしれません。

公式サイト:http://www.hulu.jp/

3:dTV

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2009年5月にBeeTVという名でスタートした、docomoとAvexの合弁会社により発進し運営されているサービスです。今回比較に上がっているサービスの中では唯一、純国産のサービスです。カラオケやマンガ(アニメーションではなくコマに合わせて声優がセリフをつける)など、他では無いサービスにもチャレンジしています。オリジナルコンテンツとしては他のサービスに比べて、人気芸人を起用したバラエティーに力を入れている印象です。

  • コンテンツ数:公称120,000本(個別に追加料金がかかるPPV含む)
  • 料金:月額¥540
  • 無料試用期間:31日間
  • 画質:最大でHD画質まで
  • ダウンロード:可能

dTVのここが優秀

他のサービスには無かった「最新ニュース」を視聴できるのは大きなアドバンテージかもしれません。ニュースはスキマ時間にはうってつけですし、映像を見ながら画面の脇に記事も現れる仕様になってますので音を出せない環境でもチェックできます。そもそもBeeTVという携帯電話向けのサービスであったためか“モバイルで視聴する”ことに特化した(短時間・無音でも楽しめる)コンテンツが充実しているようです。

dTVのここが残念

サービス自体よりシステム面に少し問題があるようです。モバイルアプリ版はiOS、Androidともに不具合が多数報告されていますし、しばしばメンテナンスのために視聴できなくなることもあるようです。特にPCから視聴する場合「Microsoft Silverlight」というややマイナーなプラグインをインストールする必要がありますが、これが若干の曲者で、Windows10で標準装備されているブラウザ「Edge」や幅広く使われている「Google Chrome」のヴァージョン45以降(最新は56)は完全に非対応ですので注意が必要です。

公式サイト:http://pc.video.dmkt-sp.jp/

4:Amazon Prime ビデオ

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Netflixと同時期の2015年9月に、昔から年会費¥3,900で提供されていたAmazon Primeサービスに音楽聞き放題とともに動画も見放題のサービスが追加されました。アメリカ生まれながらも比較的早い段階から日本の庶民の生活にとけ込んでいたAmazonらしく、オリジナルラインナップも国内・海外どちらも満遍なく充実しているようです。

  • コンテンツ数:公称25,000本(個別に追加料金がかかるPPV含む)
  • 料金:年額¥3,900(月額換算だと¥325)
  • 無料サービス:一回のみ1ヶ月の無料試用期間あり
  • 画質:最大でUHD 4K画質まで(一部のみ。また視聴環境によっても異なる)
  • ダウンロード:可能

Amazon Prime ビデオのここが優秀

月額換算で¥325という時点で最安ですが、そこに音楽の聴き放題や当日お届け便、その他の送料無料サービスもついているわけですから、やはり最大の強みはコストパフォーマンスではないでしょうか?映画、ドラマ、アニメ、バラエティと満遍なく取り揃えた手堅さにAmazonの戦略性も感じられます。また海外・国内どちらのオリジナルコンテンツにも注力しているのも伺えます。

Amazon Prime ビデオのここが残念

個別課金が必要なコンテンツが多くあることは仕方ないかもしれませんが、中には期間限定でのみ見放題の対象になっている作品もあるようです。つまり今日見れたものが明日見れなくなっている、ということもあるので注意が必要です。

公式サイト:https://www.amazon.co.jp/Prime-Video/b?node=3535604051

画質について

たいていのサービスは「高画質」よりも「途切れずに再生できる」ということを優先させて画質を自動的に調整しているようです。画質が悪いように感じたら通信環境をチェックするか、可能なら見たいものは前もってダウンロードしておくのがオススメです。
また、あまり大きな画面で見ないのであれば高画質でもそんなに意味はありませんので自分の視聴環境にあったサービスを把握しておくと良さそうです。

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まとめ

先述のNetflixオリジナルドラマ「火花」は2017年2月よりNHK総合でも放送されることが決定し、「ネットコンテンツを公共放送で」というNHKの攻めた姿勢にも注目が集まっています。Netflixなどがスタートした2015年には「5年以内に日本のテレビ局は滅ぶ」とまで言われていましたが、蓋を開けてみれば定額動画配信サービスがテレビと対立するのではなく共存し、相互に協力しつつ新しい発展を目指す構図が出来上がりつつあるようですね。
また、吉本興業など日本のテレビ産業に大きく関わっている企業が当初から関心を示している分野でもあり、これからよりコンテンツも充実していくことが期待できそうです。


短い動画は息抜きに、ニュースやドキュメンタリは情報収集に、ハイクオリティなドラマや映画はご褒美に、フリーランサーの生活にも動画サービスは活躍してくれそうですね。仕事のクオリティーのためには休憩時間や休日のクオリティーも重視したい、そんな方にはうってつけのサービスではないでしょうか?