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独立前に『売上の見込み』は立っていた?フリーランスの『下ごしらえ』は慎重に!

フリーランスの売上見込
会社員のように毎月のお給料がないフリーランス。独立する際には、「で、オレちゃんと食っていけるのかな…」とかならず考えますよね。
安全に独立を果たすのであれば、会社員時代からある程度フリーランスとしての収入が立つ状況を作っておいたり、必ず仕事を振ってくれるクライアントを捕まえておくべきでしょう。そうでなければ、「初月から月収ゼロ円」なんて笑えない状況になってしまうかも…?

 

充分な見込みを立ててから独立を決意した

フリーランスとして独立する以前、会社勤めをしながらウェブライティングで副業を行っていました。勤めていた企業は副業に理解がある会社で、上司公認の状態で副業をしていた状態です。

会社勤めをしながら副業をしていた期間は1年程度。ウェブライティングをはじめた当初は月に1万円ほどの微々たる収入でしたが、徐々に仕事に慣れていくにつれ収入も増えてきました。

副業収入が本業収入を超えたときに独立を決意

ウェブライティングをはじめて10ヶ月が過ぎた頃、ずいぶん効率的に副業ができるようになったのと技術が身についたのとで、副業の収入が本業の収入に追いつくほどまでになってきました。

副業収入が20万円近くになった時期に「本業の時間をすべてこの副業(ウェブライティング)の時間に充てることができたら今よりも稼ぎが増えるのではないか」と考えるようになりました。

月20万円ほど稼げるようになった当時で、本業の仕事から退勤後平日は自宅で3時間ほど、土日祝日は、予定がないときは5時間ほど作業をしていました。まさかこれくらいの時間で本業に迫る収入を得られるようになるとは夢にも思っていませんでした。

副業をはじめてちょうど一年経ったときに本業の給料を超え、独立を決意します。

取引先の方々からの後押し

副業を通じて知り合ったお取引先の方々からも、独立に向けて多くのアドバイスや励ましの言葉をいただきました。

一番うれしかったのが「独立後はもっと大きな案件を是非任せたい」と応援してくれた取引先の存在です。合計で4社、こういった風にお声掛けいただいたこともウェブライターとしての独立を本格的に検討する材料になったと思います。

独立する前に、保険や年金のこと、その他フリーランスが入れる福利厚生サービスなども取引先の方に教えていただき、不安もない状態で独立をすることができたように思います。

独立後の見込みは月収30万円を想定

本業をしながらで月20万円ほどの収入を得ていましたが、最初からあまり欲張ってはいけないと、独立当初は月30万円の収入を目標に案件をこなしました。

当時、ウェブライティングも過熱気味になっていましたので案件が無くなる心配もありませんでした。ちょうどクラウドソーシングなどのサービスも盛り上がりを見せてきていたときだったので、万が一今の取引先がなくなってもクラウドソーシングがセーフティネット的な役割を果たしてくれる安心感があったのも事実です。

本業をしているときは平日日中の取材などもちろんできませんでしたが、独立したことにより時間に自由が効くようになり、取材を含めた高単価の案件もとれるようになったのを覚えています。

パソコンとインターネット環境があればできるウェブライティング。お小遣い程度にはじめたことが、まさか本業になるとは思ってもいませんでした。
今後も計画的に、事業を拡大していきたいと思っています。

─42式ウェブライターさん(31歳・男性)


見込みは立っていたけど不安も

独立するとき、ある一定数の売り上げの見込みは立っていたかという質問に対しては、「あった」と答えます。私の場合、長年特定業界のサラリーマンをしていたことから、その仕事が続けば十分に食べていける見込みはありましたが、一方で不安も。特定業界に所属するとその分野については詳しくなることは強みではありますが、弱点でもあるからです。

といいますのは、あるクライアントからまとまった仕事の依頼を受けられた場合、この仕事をこなすだけが精一杯な部分もあります。自分の得意分野でもあるため、作業をしていても十分なやりがいを感じる一方、もしこのクライアントがなくなった場合、生活が成り立たなくなる危険もあります。

いい仕事でもシェア3割以上超えると危険水域?

現実的な話をしますと、そのサイトは立ち上がったばかりですので、コンテンツをあげるスピードを上げて欲しいという要望もあり、第一のクライアントでもあるので、断れきれず、実質8割がその仕事に忙殺されているのが実情です。

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前職時代に、とある仲の良い社長と雑談した際、「どんないい仕事でも3割のシェアを超えたら危険水域。うちは1つの取引は3割を超えないようにしている。もし超えてその会社が不安定になれば、ウチの会社も倒産する危険性がある」と言われていました。その社長は長く下請けで働いていたため苦労もあり、経験をもとに助言をしたのだと思います。

ですから、私も今、そのクライアントだけではなく、理想を言えば三本か四本の柱で食べていけるよう様々なところに顔を出し、営業し、「1つよろしくお願いします」とことあるごとに話をしています。

─長井雄一朗さん(男性・50歳)


独立して、様々な業務を行いながら食い扶持を作るのはとても大変。立ち上がりをスムーズにするためにも、在職中にある程度の売上見込を立てておくことをオススメします。勢いはとっても大切ですが、最低限の戦略は必要不可欠ですよ。