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自宅以外に事務所、借りてる?フリーランスのオフィス活用、利用者だからわかるメリット・デメリット

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フリーランスであれば、自宅で仕事を完結させる方もいらっしゃると思いますが、自宅以外に『オフィス』や『事務所』を構えるという選択肢もありますよね。一国一城の主になるというのはやはり気分が良いものですし、仕事に集中できる場所を作って気持ちのオンオフを作ったり、打ち合わせ場所に使えたりとメリットはたくさん思いつきますが、コストが高くつくなどのデメリットもあります。ただでさえ収入が不安定になりがちなフリーランス、オフィスを持つことは現実的なのでしょうか。

今回は、オフィス活用をすすめるフリーランス、一度借りてはみたものの解約してしまったフリーランス、さらには最近浸透してきた『コワーキングオフィス』を活用されているフリーランスのリアルな意見をお届けします。


自宅以外にオフィスを持つことで『できること』

フリーランスとして活動をするとき「オフィスはまずは自宅に構える」という方が多いのではないでしょうか。もちろん、家庭の事情やむをえず、という方もいるかと思いますが、そのような制限が無ければぜひ「自宅以外のオフィスを持つ」ことをおすすめします。「『自宅以外にオフィスを持つ』ことで『できること』」を3つ、あげてみました。

メリットが多い!仕事とプライベートの切り分けができる

朝起きて、朝食を食べ、そのまま机に向かい、合間に洗濯をして、また仕事をして…
自宅とオフィスが兼用されているのは、「通勤時間の削減」「仕事の合間に家事ができる」というメリットもありますが、仕事に向かう切替が難しかったり、集中する時間をしっかり確保できなかったりというデメリットも。「オフィスへ通勤する」という動作をひとつ加えることで、気持ちの切替もでき、より効率良く仕事をすることが可能になります。通勤にかかる時間も、どう有効に使おうか、ぜひ前向きに捉えてみてください。

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女性は必見!プライバシーを守ることができる

フリーランスの方の中には住所を公表しない方もいますが、サンプルや請求書を送ってもらうなど、どうしても住所を知らせなくてはならない場面もあるはず。その際、自宅の住所を伝えてしまうと、何かあったときのことを考え不安もでてきてしまいます。自宅以外にオフィスがあると、そのような心配や不安も無くなりますし、クライアントとの打合せも気軽にセッティングできます。シェアオフィスの中には「オフィスを借りなくても住所だけ利用できる」「追加料金を払えばポストも利用可能」などのサービスを行っているところもありますので、ぜひ調べてみてください。

一番おすすめしたい理由!ネットワークが広がる

自宅で仕事をしてしまうと、自分の周りだけで完結してしまうため、どうしても閉じこもりがちに。「自宅以外にオフィスを持つ」べき、一番おすすめしたい理由は「新しいネットワークができること」。同じシェアオフィスやコワーキングスペースの利用者同士はもちろんですが、そこを管理するスタッフと仲よくするのがポイント。日頃からコミュニケーションを取り、自分の求めている情報をまずはスタッフに知ってもらいましょう。数多くのフリーランスと接しているスタッフを介して、人や情報を紹介が生まれ、ネットワークがどんどん広がるきっかけを作ってくれるはずです。オフィスという設備とあわせて、活用してはいかがでしょうか。

─sayo222さん(35歳・女性)


知人と折半してシェアオフィスを借りたけど、2年で解約

私は自宅でアクセサリー教室を運営していました。ある時、同業の知人と共同で仕事場を借りることになりました。借りる前には、メリットとデメリットについて話し合いもしました。メリットは、場所をシェアすれば経費も半分になるということ。自宅と仕事場を切り離せば、オンオフの切り替えがしやすくなることなどでした。一方のデメリットは、今よりもコストアップになるということ。仕事場を新しく借りることになれば、折半とはいえ、今よりも出費が増えることは確実です。

借りてみたわかったシェアオフィスのデメリット

借りる前にメリットとして考えていたことは、実際に動き出してからもある程度は想定内でした。しかしデメリットについては、借りる前に見えていなかったことがたくさんありました。例えば、シェアゆえに相手の都合に合わせなければならないことが多々ありました。これは、ワンルームをシェアして使うという作業環境だったので、起きたことでした。集中できる環境にもっていくことができず、能率が上がりませんでした。
また、オンオフの切り替えがしやすくなるという点には、かなりの期待がありましたが、思った以上に成果はあがりませんでした。その当時、私には就学前の子供がいました。子供は突然病気になることも多いものです。これまでならば、自宅で寝ている子供の隣でも作業できたのに、自宅と職場を切り離したことによって、今までできていた時間に仕事ができなるという状態になってしまったのです。この出来事は、私が職場が自宅ゆえに教授していたメリットについて考えるきっかけになりました。結局、シェアオフィスは2年で解約することになりました。

行動する前に自宅ゆえのメリットについてもう一度考えてみる

同じフリーランスといえども、職種や環境などによっても状況が変わってくるので、あくまで私の例は一例にしか過ぎません。ただ私自身は、今後仕事場が自宅以外で必要と思った時には、一人で借りることを選択すると思います。仮に、シェアして仕事場を借りなければならない状況になった時には、個室がそれぞれに用意できることを最優先事項に考えたいと思います。

シェアオフィスについて検討している方には、私が経験したようなデメリットが自分にも起こりうるかどうかについて、しっかりと考えてからの決断をおすすめします。自宅が仕事場であるという環境がもたらしているメリットについて考えてみた結果、オフィスを借りることが必ずしも能率アップにはならない、ということに気づくこともあるのです。

─rin222さん(女性)


入居費と家賃は慎重に

フリーランスの方々にとって事務所・オフィスを構えるという事は自分自身の一つの成功への道しるべの指標となるものではないでしょうか
今回は筆者がなんと元手ゼロから事務所を借りる事ができたテクニックをご紹介したいと思います。

最も大変な時期で事務所を借り続ける想定をする

もし事務所を借りるのでなのあれば、無理をすれば借りれるかもしれませんが、大切なのは借り続けられるかどうか。
フリーランスはいつ仕事がなくなるかわからないので、その状態になっても借りられる様にお金の工面を行なっていきましょう。
もしも、住所を持つだけなのであれば、都内のレンタルオフィスでも良いかもしれません。
筆者は事務所を借りる意義を大きく以下の2点について考えてみました。

  1. 事業を行う拠点ができるので気持ちの持ち方が変わる
  2. 事務所でなくては出来ない業務がある。

1つ目はメンタル面での変化です、事務所がある事で業務へのオンオフができる様になります。実はこれはフリーランスにとってとても大切な事です。時にはどんなにやらなくてはいけない事があっても土日関係なく走り回っているフリーランスにとってどうしても動けない時もあるものです。そんな時、心がオンオフになれる様な変化を環境の変化に置き変える事で、業務を無理せずに行う事が出来ます。

2つ目は事務所でなければ出来ない事がある場合です。例えば音楽関係で収録などの作業をする場合、自宅で行なってしまうと近所迷惑になってしまう場合があります。そんな時は自宅とは別に防音設備を施工したスタジオを構えなくてはいけません。

確実な収入の土台の上に積み上げる

では実際にどうやって借りていければ良いでしょうか。おおよそですが、敷金礼金などの入居費合わせて20万円をどう捻出したら良いでしょう。
これは確実な収入の土台の上に積み上げていかなければいけません。間違えると家賃の為に働くという負のサイクルになってしまいます。

昔、家を買ったフリーランスの写真屋に言われた事があります。その方は1Fが事務所で2F以降が自宅となる方ですが、「今の収入を家賃を払う為に働くなんて馬鹿らしい」と。
ポイントは、家賃として引かれる収入の間口を決めること。今の収入の中から、安定している部分の収入を振り返ってみましょう。

─匿名さん


コワーキング・オフィスが快適でオススメ

私はフリーランスでインタビューライターをやっています。執筆活動のため、月曜から土曜まで、東京・五反田にあるコワーキングに“出社”しています。ちなみに、五反田にはコワーキングは6か所あります。また、五反田駅は新宿駅と東京駅のほぼ真ん中に位置しており、移動にとても便利です。インタビューライターとして取材に行くことが多いなか、アクセスの良さが五反田の魅力です。

コワーキングのメリット

コワーキングのメリットは、なんといっても事務所を借りるよりも費用が“安い”ことです。今、私が使用しているところは月に1万円ほど(別途、入会金)。毎月末、翌月分を支払うことで使えます。それでネット環境も整っているし、備品は使い放題だし、面倒な掃除をする必要もありません。
もちろん、自宅をオフィスにすると、“出社”する通勤の費用と時間はかかりません。そもそも、フリーランスが“出社”する必要はありません。効率を考えれば自室の方が徳です。
でも私は、自宅は「くつろぐ場所」、コワーキングは「仕事をする場所」とはっきりと区別する必要があると思っています。やはり、自宅だとついつい怠けてしまうんですよね。それに、自宅だと仕事の切り分けができないので、いつまでも仕事をしてしまったりします(とはいえ、忙しい時は帰ってから、自宅で仕事していますが……)。なので、自宅はリラックスして、その分、コワーキングでは全力で頑張る。そんなスタイルが気に入っています。
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コワーキングのデメリット

しかし、コワーキングにデメリットがないわけではありません。一番、大きいデメリットはパソコンや資料を置いたままにできないことでしょう。お昼の食事に出かけるくらいは大丈夫ですが、自宅に帰るときは片付けなければなりません。でも、ロッカーを備えているので、それを借りて仕舞うことで解決しています。あまり不自由はありません。
また、使いたいときに使えるとは限らない、ということもデメリットとしてあります。コワーキングは利用できる時間が決まっているところがほとんどです。朝早くは開いていなかったり、仕事がノッてきた!と思っても営業時間が終わると退場しないといけません。また、イベントが入ると使えなくなるコワーキングもあります。また、お気に入りの席があっても別の人に取られている場合もあります。
でも、いまコワーキングはすごく増えていて、365日、24時間使える、というところもあります。私が使っているところは365日、24時間使えるところです。
皆さんも多くのコワーキングを見て比べてみれば、自分にあった環境、条件のコワーキングはきっと見つかるはずです。
最初から1か月単位の契約をしなくとも、ドロップインという、必要な時に必要な時間だけ借りることができるところもあります。まずは、試しにドロップインで体感するのがおススメです。

─大橋博之さん(男性)


ちなみに編集スタッフの私は、自宅仕事、賃貸事務所、コワーキングオフィスのそれぞれを経験してみました。ひとりで仕事をするフリーランスにとって最大の敵は『孤独感』との戦いだと思います。そんな私にとって、ひとり賃貸事務所にこもって仕事をするのはなかなかつらいこともあり、面積も持て余して家賃が無駄に感じたため半年ほどで退去。コワーキングオフィスと自宅を中心に、ときどき気分転換にカフェに出掛けるというスタイルが馴染みました。

チームで活動するフリーランスにとっては、事務所を借りて集中して業務に取り組むことも大切でしょう。あなたにあったワークプレイスを、この機に考えてみてはいかがでしょうか。