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焦らない!フリーランスが「仕事がない」期間にやりたい事と心構え

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「仕事がない!」フリーランスは仕事量と収入が直結していますから、仕事がない期間が発生してしまうととんでもなくピンチに感じられるものです。
このままではマズい、仕事を取らないと…。そう焦ってしまうと、とんでもないストレスに。

でも、フリーランスならば仕事がない期間というのは決して珍しいことではありません。今回は、他のフリーランスが「仕事がない」期間にどんなことをしているのか、どんな心構えでいるのかを調査してみました。


ブレない未来を見据え、準備期間に充てる

続けられる身体を作る

私がフリーランスを続けていくうえで何より大事だと感じるのは「健康」です。毎日コツコツと仕事を続けていくためには、日々の身体のメンテナンスは欠かせないのではないかと思います。とは言っても、仕事が立て込んでいるときは健康のために何時間も割くことはできません。ちょっとした食事の工夫やストレッチ等を行って座りっぱなしの身体をいたわります。

立て込んだ時のために、私が仕事がない時にすべきことは健康維持のための運動です。座りっぱなしでいられるのも、何時間も集中していられるのも、全ては肉体が健康だからだと思うからです。心身どちらも不健康であるときは集中できません。しかしトレーニングは一日だけハードに行ったところで続けなければあまり意味はありません。

この運動には毎日デスクで同じものを見続けている自分の脳への刺激も含んでいます。つまり気分転換が大事だと思うのです。こんな時は、非日常を簡単に体験できるような水泳や、景色がどんどん変わりいつもとは違う情報が入ってくるようなジョギングやウォーキングがとても気持ち良いと感じます。私は自然の多い地域に住んではいますが、人ごみでたくさんのネオンサインや看板のデザインを見るのも、山や花を見るのと同じ様に良い刺激と感じます。

アピールできるページを作り込む

運動が功を奏して、家の外では色々と思いつきます。ライターなので何かを文章で表現したくなり、ブログを書きたいと思ったりします。この様な流れで仕事がない時にブログやSNSを書くという方向へ進みます。自身のHPもいつまでもそのままでは変化がないため、これを機に少し作り変えたりもします。

私はまだ駆け出しで、「待っていても依頼が舞い込む」ようなことはありません。毎日最大限に努力しなければいけないので、アピールのために使っているSNSやブログをより良く作り込むのが「すべきこと」なのだと思います。より良く作るための勉強も必要です。売れっ子ライターさんやフリーランスで活躍している先輩方のプロフィールやHPを見に行き、少しでも近づけるよう学んでいます。

将来の目標からブレないようにする

現在の仕事をずっと続けたいと思う人もいると思います。しかし私は一生ライターではなく、将来やりたい事の為に今ライターをして修行していると思っています。なので、将来のためになることを少しでも増やす方法を考えます。関連するライティングの案件を探すのは日常ですが、やりたいことの為の勉強もしたいと思っています。

今は有りがたい事にオンラインセミナーも豊富にあり、また情報がなんでも無料で手に入ってしまう時代なので、ネットにつながってさえいれば勉強し放題という環境にあると思います。自分が集めてきた書籍なども合わせて、将来やりたい事のために地道な勉強をしています。やりたい事があってもブレてしまってたどり着かないのでは、せっかくフリーランスになっても意味がないと考えますので、いつも「勉強しなければ」「勉強しないといけない」というちょっとした切迫感を持ち、それを否定しないようにしています。

─大柴あまねさん(35歳・女性)


とにかくインプットに回す

「読書」をする

私はフリーランスのライターをしていますが、
ライティングのお仕事が一時的に途切れてしまうことはあります。
そんなときに私はまず、「読書」に時間を当てています。

実は私は大学の専門が文学部。
元来読書好きな私にとっては、読みたい本というものは常にあり、本当は学生時代に呼んでおくべき過去の名著たちもたくさん残っています。

なぜ私が「読書」を重視するかといえば、「読むこと」と「書くこと」は一見真逆なようでいて、実は密接な関係があると思っているからです。

いうまでもなく、本は誰かによって「書かれたもの」ですよね。
一冊の本には言い回しや論理展開の仕方など、その筆者独自のテクニックがたくさん詰まっています。
そのテクニックが、ライターとしては非常に学ぶところが多いのです。「読書は心の栄養」とはよく言ったものです。

専門知識や技術をインプットする

ライティングには知っておかねばならない専門知識や技術が沢山あります。
まずは専門知識。
いうまでもなく、ライティングにあたっては自分が担当する記事分野に関して精通していなければなりません。

例えばグルメ記事を多く担当していた時には、大手グルメサイトにランキングされているような有名店は一通りチェックしておき、可能な限り自分でも直接足を運んで、人気商品については実際に食してみるなどをしていました。

また技術についても同様のことが言えます。

特に私は主にWeb媒体を手掛けているので、話題のインターネットサービスや人気のツールなどについても、常に最新のトレンドをキャッチアップしていく必要に駆られています。

ライティングのお仕事が途切れてしまったときこそ、このようなことを学べるチャンスだと思っています。

「体を使う」ことで気分転換する

世の中のお仕事をあえて、「頭を使う仕事」と「体を使う仕事」という大きく2つに分けたとしたら、ライターのお仕事は前者に分類されると思います。

ライティングには、

  • タイトル付けやキャッチコピー、リード文などにオリジナリティが求められる
  • 書きたいことを頭の中で整理して、文章構成を考え、実際にライティングに落とし込んでいく

といったセンスや発想力、論理的思考力や文章力が求められます。

これらはすぐれて「頭を使う仕事」だといえると思うんです。

さて、こういった「頭を使う仕事」に付きまとう問題として、「ストレスがたまりやすい」ということがあげられます。
とくにライティングには好調なときと、そうでない(不調な)ときが必ずあるといっていいと思います。
こんなときこそ、「頭を使う」のではなく、「体を使う」ことを心がけています。

例えばある有名ギタリストの方はインタビューで、
「作曲のアイデアが浮かばなくなったときは、何も考えない時間を作る。とくに水泳なんかいいよね」
と語っていました。
私の場合はウォーキングを取り入れています。

実際、仕事のことを忘れ無心になってウォーキングをしていると、
煮詰まっていたはずのアイデアが、ふっと湧き上がってくる体験を何度もしています。

─ケンイチさん(30代・男性)


仕事が無い時こそプラス思考で

仕事がなく、マイナス思考で後ろ向きになっていても、事態は好転しません。

私はそんな時こそチャンスと捉え、忙しい時にはできない事をたくさんやってフル充電。
その時期に得た事は、その後の多くの場面で活かすことができました。

“やるべき事”は無理にでも作る

人間、時間を持て余すとついついだらけてしまいがち。また、身にならないお金を使ってしまうのもそんな時です。
多少無理やりでも、やることを見付けて忙しく過ごしましょう。

新聞を隅から隅まで読む

忙しいと読み飛ばしてしまう新聞をじっくり読み込みましょう。1面からTV欄、企業人事、広告に至るまでじっくりと読むことで、世の中の動きが掴めます。
その時は電子版ではなく、紙の新聞を広げて読むこと。自分の興味以外のニュースも目に飛び込んでくるので、自然と視野が広がります。

数紙を読み比べたり、自分の意見を書き出すなどの作業を加えると、より効果的ですね。

専門分野を深めよう

自分の専門分野に関する知識や技術も、この間に深めておきましょう。新しい条例やルールを覚えたり、流行をチェックしたり、様々な作品を見て研究するのも効果的。
コツコツ充電しておけば、後々必ず役に立ちます。

作品を作り続ける

モノづくりをしている人は、仕事が無くても作品を作り続けましょう。

作るのを止めてしまえば、モノづくりの勘を失います。そうなると次の稼働時に再起動が上手くいかず、せっかくのチャンスも逃しかねません。
それらの作品は、世に出ることは無くても内面のストックとなり、どこかで自分を助けてくれます。

焦らず、腐らず。
自分をブラッシュアップしながら、次の仕事に備えましょう。

生活と心の充電も

たっぷりある時間を使って、プライベートも充実させましょう。

「子どもや犬たちといっぱい遊ぼう」
「手間のかかるごちそうや、作り置きのおかずを作っておく」
など、普段はつい手を抜きがちな事に時間をかけると、気持ちもゆったりと豊かになるものです。

また、家族や友人、知人とゆっくりお喋りしてみましょう。
何気ない会話に励まされたり、時には協力を得られることもありますよ。
どんな時でも、人間関係は大切にしたいですね。

節約生活を楽しもう

仕事が無ければ当然、節約生活ですよね。
でも「お金が無い!」と凹んでばかりでは勿体ない。どうせなら、それも楽しみに変えてしまいましょう。

クリエイティブなフリーランスにお奨めなのが、節約料理やキッチン菜園、そしてDIYなどの創作活動。分野は違えど、モノづくりの欲求は満たせるし、出来たものにも愛着が湧いて、節約そのものが楽しくなりますよ。

笑う門には福来る。
凹みそうな時こそプラス思考で充電して、仕事と運を呼び寄せてくださいね。

─erieriさん(47才・女性)


「仕事がない」時には頭を空っぽにしてみる

仕事がないという状態になった場合、多くのフリーランスの方は新たな案件を探したり、仕事のための勉強をしたりするのだと思います。これはフリーランスとして生きていくための一般的な考え方です。
しかし、私は仕事がない時には頭を空っぽにして仕事から離れるようにしています。
もちろん最初は常に新たな案件を探し続けていましたが、ある1か月の経験から考えを改めたのです。

1か月で20万円を目指す中で死活問題と直面

新卒でブラック企業に入社してしまい1年半で退職した私は、在宅でできる仕事はないかと探していました。そこで見つけたのがフリーライター。

フリーライターとして働き1年以上が経ちましたが、ライターでの毎月の収入は5万円前後でした。「このままではまずい」と感じた私は、1か月間本気でライターの仕事と向き合い、月20万円を目指すことにしました。
その1か月間の中でフリーランスにとっての死活問題ともいえる、仕事がないという状況に直面したのです。

私は1か月間で2回、全ての案件がはけてしまうという状態に陥ってしまいました。
いくつかの案件は継続で依頼を頂いたので事なきを得ましたが、もし全ての案件の継続依頼がなかったらと考えるとゾッとします。
しかし、全ての案件がはけてしまった日には、どれだけやる気があっても作業ができない状態です。その結果、20万円まで残りわずかで1か月が終わってしまいました。

仕事の有無が生活を左右するのだと実感しました。

常に考えて気を張っていたら疲れてしまう

フリーランスとして生きていくのであれば、常に仕事を持っていなければなりません。その考えがずっと私の頭の中にありましたし、これは当然のことです。

20万円に到達しなければいけないと躍起になっていた1か月間はずっと気を張っていました。もちろん仕事をしない日もありましたが、そんな日でも「仕事をしなければ」「新たな案件を探さなければ」という思いが頭を埋め尽くしていました。

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フリーランスには、お金のことや仕事のことなど、考えなければいけないことは山の様にあるわけです。
しかし、常に頭の中に考えがめぐっている状態では、どんどんと頭が疲れていってしまい、考えもまとまらなくなってしまいます。
元々多くのことを考えられない性分の私は「仕事がない」というタイミングは絶好のチャンスだと捉えて、一度仕事から離れて頭を空っぽにするようにしています。

だって、その日休んだ分は別の日に取り返せばいいのですから。

─日陽 夕貴さん(25歳・男性)


いつまでも仕事がないままでは困ってしまいますが、必要以上に焦らず、次のタイミングに向けて虎視眈々と準備をしておけばいいのです。時間があるからこそ、あえてスキルアップの時間に使うこともできるわけですしね。

まずは深呼吸をしてみましょう。