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これから、フリーランスとお金の話をしよう ─ 駆け出しフリーランスに贈りたいアドバイス その2

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駆け出しフリーランスが一番やってしまいがちなのが、お金に関係する失敗。固定給の概念がなくなり、売上がそのまま収入に結びつく感覚になり、後先考えずについ使いすぎてしまい、後から何かと苦労してしまうという経験、数年間フリーランスをされている方なら頷いて頂けるのではないでしょうか。
そんな苦労をしないためにも、駆け出しフリーランスに贈りたい先輩からのアドバイスをご紹介。前回に引き続き、なりたてフリーランスが気をつけるべき「お金のかけどころ」について考えてみましょう。

初期費用はなるべく抑えるが吉

フリーランスになると、仕事へのモチベーションアップのため、パソコンを新調したり、人によってはオフィスを借りたりする人も多いでしょう。しかしながら、いわゆる初期費用はかけない方が得策に感じます。

個人の性格にもよりますが、私の場合、機材を新調しても気分が盛り上がるのは最初だけ。それよりも貯金が目減りしたりするとテンションが下がります。それに、所得税などは前年度からの計算となるため、サラリーマンだった人などは支払うべき税金が稼げるかどうか分からないけどかかってくるわけです。機材を新しくしたり、パンフレットなど広告にお金をかけるのは、稼げるようになってからでも遅くありません。まずは小さく始めるために、初期費用は節約志向がおすすめです。

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なんでも経費になるわけじゃないのは本当

そして、フリーランスの場合は開業届等を提出して、青色申告の準備もすることでしょう。そこで経費の計算をするようになるわけですが、どうしても公私の線引きが曖昧になりがちです。しかも、経費になるだろうと思って、なんでも購入していると後で税務署から、経費に計上できないと言われるケースがあります。
特に女性は服飾費やエステが経費になると思いがち。最初はどういったものが経費になるかも知識としてしかないので、失敗しがちです。なんでもかんでも経費で買ってしまえると盲信してしまうのは危険なので注意した方が良いでしょう。

お金のかけどころを見誤らないことが重要

初期費用や経費になりそうなものは、最初のうちは我慢する分、仕事に直接つながりそうなことにはお金を使うべきだと思います。どんな仕事の場合でも、人脈を構築することが第一。でも、お金のかけどころは間違えないこと。よく、自分を良く見せようと凝った名刺を作る人がいますが、それよりも、2回3回と会える仕組みを作る方が大事です。名刺なんてすぐに忘れられてしまうものですから、必要最低限でOK。
それよりも食事代などをケチらない、よりコアな集まりに呼んでもらえたら必ず参加するといったことにお金をかけるべきです。1度会うよりもさらに密接な関係になることこそが、仕事受注につながるもの。お金のかけどころは間違えないのが何よりも重要ではないかと思います。

─Sayaさん(33歳・女性)


フリーランスになると「経費」の名目で何にでもお金を使っていいような錯覚に陥りますが、そもそも経費は自分の売上があってのもの。固定費を抑え、出来る限り売上につながる活動をしていくのが鉄則です。
フリーランスとお金の使い方は慎重に、されど使うべきところは大胆に…そんなスタンスで向き合っていきましょう。