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もとは趣味だったけど…「こんなことも仕事になっちゃった!」フリーランス体験談

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もともと趣味にしていたり、個人的に興味を抱いていたことが、思わぬきっかけで仕事に繋がること、フリーランスならよくあることではないでしょうか。
「趣味の題材が仕事になった」と語るフリーライターのKirinohanaさんは、何にでもアンテナを張っておくことが必要だと説きます。
今回は、Kirinohanaが経験した「こんなことも仕事になっちゃった!」エピソードをお届けしましょう。

フリーランスという立場になって

私はフリーライター歴2年目の30代女性です。
この仕事を始めるまでは長年飲食店で働いていました。
畑違いで、しかもフリーランスという不安定な立場でうまくやっていけるのか不安もありましたが、最近はようやくコンスタントに仕事を頂けるようになり、ホッとしているところです。
マニュアルに沿って行えば良かった飲食店とは違い、フリーランスは全て自分に責任がかかってくるので重圧も大きいですが、その分やりがいも感じています。
そんな中で、まれに思ってもいないことが仕事になったりすることがあります。

趣味のお菓子作りが仕事になった!

私が現在定期的に行っている仕事の一つに、30代くらいの女性に向けたフリーペーパー記事の作成があります。
たまたま、あるサイトでライター募集の記事を見たことがきっかけでした。
30代と言えば自身の年代でもあり、美容や健康、生活など共感できるテーマがたくさんあると思い、記事としてとても書きやすいように感じました。
ちょうど新規立ち上げの冊子ということもあって応募することに決めました。

さて、企画案をどうするのか。
フリーペーパーという媒体上、気軽にさくっと読みやすく、それでいて興味を持ってもらえるようなテーマでなければならない、と私は考えました。
しかしながら美容情報も生活のお役立ち情報もネットに満ちあふれている昨今、目新しさを感じるようなテーマというのは難しいものです。

そこでピンと思いついたのが、手軽にできるおやつのレシピでした。
昔から趣味としてよくお菓子作りを行っており、プロとしてはほど遠いのですが、簡単なレシピであれば腕前には自信がありました。
30代と言えば仕事や子育て、家事にも毎日忙しく、ゆっくりお菓子作りをできる余裕はあまりないかもしれません。
それでも甘い物を食べて癒されたいという女性はきっと大勢いるはず。
お金も時間もかけずに手軽に作れるレシピがもしあれば、興味を持ってもらえるかも。
自身の経験も含めそう考えた私は、わざわざ手作りするというよりも、料理の片手間に気軽にできるようなレシピを考案することにしました。

そうして考えたのが、「失敗しない簡単おやつ」でした。
冊子は月に1度の発行ということもあり、その時期の旬の材料や行事に合わせてのレシピです。
文字に書き起こしたことはないものの、レシピのストックは困らないほどにはありました。
編集スタッフの方に提案を出し、採用の返事を頂いたときは本当に嬉しかったです。
自身の趣味を仕事として活かせる、と考えただけでワクワクしました。
もちろん、いくら簡単なレシピであっても趣味としてのレベルをそのまま使うわけにはいかないため、材料の分量はグラム数できっちり計測し、手順も誰が見ても分かりやすいような文章で書き起こさなければいけません。

そこまではさほど難儀な作業ではありませんが、一つだけ大変だと感じたのが、写真でした。
おやつの完成写真に加え、手順途中の写真も数枚必要になってきます。
今までも趣味として作った後、写真を撮って自身のブログなどにアップすることはよくありましたが、手元にずっと残りやすい本に掲載するからには、それなりに見栄えも重要になってきます。
私はネットや雑誌などを使ってスイーツ写真をきれいに撮る方法などを調べたり、器や小物などにもこだわって雑貨店を回ったりしました。
それでも頭で考えるのと、実際に行うのとでは違ってしまうこともあり、写真の難しさを感じました。
レシピによっては撮っているうちに鮮度が変わってしまったり、微妙な盛りつけ具合で見栄えが大きく変わってしまったりすることが多々ありました。
また、撮るときの天候などにも明るさなどが左右されるので、何度も作ってはやり直ししました。

しかしその甲斐あって、ようやく満足のいく出来ばえで撮ることができ、完成したときは大きな達成感がありました。
趣味が高じた仕事とは言え、手を抜かないことが私にとって何よりの柱でもあります。
最近ではこの仕事にも慣れ、以前より効率良く、より楽しんで取り組むことができるようになりました。

ユーザーとして親しんでいたサイトで仕事ができた!

もう一つ、意外なところから仕事につながったことがあります。
それは今住んでいる町周辺の情報サイトで、穴場スポットや新しくできたお店、地域のイベントなどを紹介するお仕事です。
元々よくこのサイトを閲覧して、読者欄に感想などを投稿していたのですが、口コミの利用履歴などから実際に町の特派員としての活動を申し込まれ、自身もサイトの一部の欄を手がけるようになりました。

慣れない始めのうちは戸惑いもあり、途中でネタ切れになってしまうのでは?などと不安もありましたが、実際に外に出て歩いてみるといろんな情報が飛び込んできて、「こんな特集にしたら面白いかも」「今回はあっちの駅まで足を伸ばしてみよう」と次々と新しいアイディアが出てきました。
元々カフェや雑貨屋さん巡りが好きだったこともあり、取材を兼ねた町歩きは本当に楽しく、行きつけのお店もできました。

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嬉しかったのは、サイトを見た方から実際に紹介したスポットなどに行った感想をもらったことです。
「行って良かった」と言われると、私も紹介して良かった、と心の底から思います。
記事を楽しみにしている読者の声も励みになり、仕事のモチベーションにも繋がっています。

小さなことにもアンテナを張ってみる

何気なく趣味でやっていたことが仕事に繋がったのは運が良かったのかもしれません。
もちろんそう簡単にうまく行かないことの方が多いのですが、きっかけさえあれば、どんなことでも仕事に繋がる可能性があるということを実感しています。
そのためにも日々の小さなことにもアンテナを張り巡らせ、丁寧に生活していくことが大事だなと思います。

─Kirinohanaさん(34歳・女性)


どんなことが仕事につながるかはわかりません。
自分の引き出しを多く持ち、「好き」の気持ちを育んでおきましょう。チャンスが巡ってきたとき、すぐに飛びつけるように準備しておくのですよ。