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人脈ねぇ!貯金もねぇ!営業力もそれほどねぇ!勢い任せで独立したフリーランスの3つの後悔

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安定した仕事を辞め、フリーランスとして独立することは常に不安がつきまとうもの。独立したいと思いながら、いつまでたっても独立ができない…という方には、「勢い」が足りないのかもしれません。
しかし、ただ勢い任せで何も考えずに独立してしまうのも考えもの。フリーランスのsayaさんは、勢いだけでとりあえず独立してみた結果、「人脈」「営業力」「貯蓄」がそれほど整っていなかったことにはじめて気付き、苦労をしたと振り返ります。

専門職の社員からフリーランスになった私ですが、
「勢い」をきっかけにフリーランスになってみると様々な問題面が見えてきました。

人脈がない!

まず、一番初めに直面した問題は人脈がないことでした。
全くないわけではありませんが、一つの会社、クライアントと契約を結んだとしても安定して仕事をもらえるかどうかはわからない。
これはどんな職業であってもフリーランスに付きまとう問題だと思いますが、
一定の間隔である程度の収入を得るためには、仕事を途切れさせない事が大事だと思います。
そのためには色んな複数の会社、クライアントと取引できる状態を作ることが不可欠なのですが、それだけの人脈がないと当然取引さえもできませんよね。
経験やスキルが前もってあれば、信頼関係も築きやすく取引しやすいかもしれませんが、
そうではなく未知の分野に飛び込む場合はいきなりフリーランスになるのではなく、
その職業について学べる企業に転職する形をとったほうがいいかもしれません。

また複数取引先があっても常駐しているわけではないので、
直接連絡がとれるのはその企業の社員のうち一人、二人しかいないという場合もあります。
そのような場合、社員さんが辞めてしまったことで仕事の依頼がぱったりなくなったという話も、周りうちから耳にすることもあります。
こんな時、会社との人脈だけでなく同じ職種のフリーランス仲間を作っておくと、救われることが多々あります。
相談できる仲間がいれば、その人が持っている人脈から新しい取引先が見つかる事があるので、横の繋がりを持つ事も大事です。

フリーランスになると集団との関わりがなくなるイメージがあるかもしれませんが、
こういった理由で仕事をなくさないためにも、実はフリーランスになってからの方が集団と積極的に関わる姿勢が求められるのではないかと実感しております。

営業力がない!

フリーランスになってわかった事なのですが、自分を売り込む力がものすごく大切だと感じています。
「勢い」でフリーランスになった私はどこか楽観的で、とりあえずフリーランスになればどうにかなるだろう位に感じていたのですが、フリーランスになってまず一番初めにすべき事は営業です!

経験やスキルだけでなく相性もありますし、信頼して仕事を任せられる人かどうかも大事です。
場合によってはいきなり会って交渉できるわけでなく、メールや電話のみで契約を取り付ける場面も多々あります。
その中でどれだけ自分の良さや情熱をアピールし、自分にどんな能力があってどんなメリットがあるのかを伝えなければなりません。
人脈ができ信頼関係が築けるまでは、毎日面接を受ける就活生のような懐かしい感じがします…。
しかし常駐するわけでも、一から手取り足取り教えてもらうわけではないので、とにかく「信用」を得てその仕事を一任させてもらえる営業力を身につけておく必要があります。

貯金がない!

フリーランスに転身するにあたって一番大事なのは、実はスキルよりどれだけ蓄えがあるかではないかとさえ感じる場面に直面します。
「人脈がない」事もそうですしフリーランスという以上どれだけ稼げるかは、自分の能力と営業力次第なので保障もありませんし、いつ仕事がなくなるかもわかりません。

しかし生活をしていく上で最低限の収入は必ず必要ですし、滑り出しが快調でも間でぱたりとスケジュールが空いてしまう……なんて事も考えられます。
その間の生活費が必要ですから貯金を切り崩さないと生活ができない局面もあると思います。
「勢い」だけで転身してしまった私からすると、貯蓄問題が一番重要かと思います。

企業に勤めている時は、賃金の安さにブーブー文句をたれていたこともしばしばありましたが、今となってはそれでも最低賃金が能力や営業力と関係なしに保障されていた事にただただ感謝する日々です。
なのでこの様な事にならず、ある程度自分にゆとりを持って仕事をしたい!と思うなら、少しでも貯蓄をしておいて下さい。

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まとめ

フリーランスは自分のペースで場所にとらわれることなく、自由な働き方が出来るというメリットは確かにあります。
自分のやりたいことを自分がこうしたい!と思うやり方で取り組む事ができますし、毎日通勤する面倒も省けるのでよりその仕事に専念できるという点は、フリーランスになって良かった所でもあります。

しかしフリーランスになってからは企業に勤めていた時とは違う大変さが必ずあります。
「勢い」というか思い切りが大事な局面も同様にあるとは思いますが、どこにも保障がない以上、最低限の下準備をしっかりしておく事が大切です。
焦らずできるだけ自分のペースでフリーランス生活を送るためにも、
「人脈をあらかじめ作っておく」、
「仕事の獲得率をあげるために営業力を身につける」、
「保障がない事を踏まえて貯蓄をしっかりしておく」といった、下準備をしてからフリーランスになることを検討されるといいと思います。

─sayaさん(29歳)


いざ独立するには、自分に足りないものを見極めて準備しておく冷静さと、「あとはなんとかしてやる」という勢いからくる情熱、両方の考え方が必要。そのバランスを上手に見極められる人こそ、フリーランスでも成功できるタイプなのかもしれません。