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「俺、フリーランスになる!」宣言が両親に秒で反対され…そこから学んだ教訓とは

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フリーランスとして独立をお考えの方にとって、「周囲に反対されたらどう説明しよう」という悩みはよくあること。特に、ご両親の説得は人によっては一仕事になるかもしれません。
自分の人生なんだから、他人の言うことなんて気にせず、やりたいことをやるんだ!と言いたいのが本音ですが、時に必ずしもそうもいかない時ってありますよね。

現在フリーランスのmimikkuさんも、この道を選んだ際には周囲の反対にあい、ある教訓を得たそうです。


フリーランスに至るまで

新卒で入社した地方の会社を半年で辞め、第二新卒で採用された2社目の会社で東京に飛ぶも、4カ月で会社はあっさり倒産。そこそこ波乱万丈?な人生を歩み始めたなと思った私は、地元近くの地方都市に移住し、また「普通な人生」に戻るため就職活動をしていました。ある企業でアルバイトをしながら就活を進めるうち、フリーランスのライターとして生計を立てる道を見出しました。そこからは即座に行動開始、よくわからないまま大手クラウドソーシングサイトに登録し、とりあえず募集されている案件にチャレンジしていったのです。
こうして、私は「普通でない人生」に舵を切っていきました。

猛反対は母親。安定した道を歩むことを勧められる

フリーランスのライターとして活動し始めてから2週間ほどが経過したころ、母親から連絡があり「就活状況はどうか?」と尋ねられました。就活はしてないよ~、と安易に答えたところ、一気に不安そうな声音に変わった母親。
それもそうです。20も半ばにしてフラフラしていたのでは、一生懸命育てた親としてたまったものではありません。いい加減、安定した職についてほしかったのでしょう。
母親の変化を察知した私はこれはいかんと思い、すぐにフリーランスとして働いていることを告げました。しかし、理解は得られません。当時、アルバイト先でそこそこ真面目に働いていた私は、アルバイト先の企業から「うちに勤めたらどうだ?」と就職のお話をいただいていました。それを両親に話していたこともあり、せっかく安定した就職の道が開けたのにどうしてわざわざ”いい話”を棒に振るのかと、母親には疑問で仕方がなかったのです。
その点については反論のしようもなく、ただ「自分のやりがい」について話して理解してもらうしかありませんでした。しかし、電話で話したところで埒が明かず、結局実家に帰った際にきちんと説明することとなります。

母親に比べれば「まだ」話を聞いてくれた父親

母親に話が知れれば、次は父親に音速で話が伝わるのはもとより承知の上です。母親に話したその日のうちに父親からの着信で電話が鳴りました。
父親は母親のバイアスがかかることなく、まずこちらの話を聞いてくれました。その上で、先ほど母親が述べたような問題点を挙げ、どうするのかと具体的な方針を求められました。正直、方向性とか目標なんてものをはっきりと思い描いていなかった当時、父親からのこの質問は返答に困りました。とりあえずその日暮らしには困らないよう稼げてるから、とだけ答え、なんとか乗り切ったのを覚えています。
父親はわりと理路整然とこちらの今後の方針やプランを尋ねてきました。母親と比べると感情的にならず、その姿勢からはサラリーマンとして社会に揉まれてきた姿がみてとれました。きちんと回答を用意していれば納得してくれやすいのは父親かもしれません。もちろん個人の差は大きいですが。

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周囲の友人の反応

ではここで肉親を離れて、就活していることを以前から知っていた親しい友人の反応はどうだったのかをみていきます。
友人が結婚し新居でのスタートを始めたお祝いに訪れた友人宅で、私の現状について聞かれ、フリーランスとしてやっていくことを報告しました。友人は私がわりと転々としている経歴を知っていたこともあってか、とくに驚くこともなく比較的淡々と気になった質問をしてくるぐらいでした。スタンスとしては「やりたいことをやれているならそれでいい」ぐらいの感じでしょうか。
もちろん友人との距離感によっては大きくリアクションが異なるので、進んで誰でも彼でもフリーランスの話はしていません。

「反対されて思ったこと」と「フリーランスとなった今、振りかえってみて」

実際にフリーランスとして働いていくんだと、さまざまな人に報告した経験から学んだことは、きちんとした説明ができなければいけないということです。
そんなことはある種当たり前ですが、通常の会社勤めと違って自分の人生設計をはっきりと持つ必要があります。会社員の場合、極端な話なにも考えずともとりあえず出社して目の前の仕事をこなしていれば、すぐに食いっぱぐれることはありません。
しかし、フリーランスは自分が手を停めた瞬間、収入はなくなります。大きなリスクは常につきまといます。また、将来にわたって社会から必要とされるように、今からどう自分自身を磨いていくかという「設計図」を練り続ける必要もあります。
フリーランスの話をしたときはこの部分がうまく説明できなかったとしても構いませんが、いずれ自分なりの答えを出す必要があります。そのためにも今からフリーランスを始めようと思う方には、ぜひご一考いただきたい内容です。
最後に、人にフリーランスを説明する際のポイントは、相手がフリーランスに対してどれくらい理解しているのかを把握することです。誰だって知らないことについては及び腰になりますよね。相手の立場に立って納得できるように説明してあげましょう。
そしてできれば、わかりやすい数字とありったけの熱意で説明してあげてください。そうすればきっと、あなたも背中を押してもらえるはずです。

─mimikkuさん(26歳・男)


なぜ、フリーランスを選ぶのか、事業設計や人生設計は…?情熱とともにしっかりと説明できるようにしましょう。
自分の大切な人すらも説得できないのであれば、クライアントをうなずかせることだって難しいのでしょう。