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「何のために仕事をするのか考えるようになった」フリーランスが出産で学んだ、仕事を調整することの大切さ

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フリーライターの森野ミヤ子さんは、お子さんを出産したことを機に在宅ワークのスタンスが大きく変わったと語ります。在宅のメリットを存分に活用しながら、「なぜ仕事をするのか?」を考え、メリハリを付けて仕事に取り組むようになったそう。森野さんが出産で学んだこととは?

出産して、書ける記事の幅が広くなった

フリーランスのライターをしているのですが、出産後の方が、出産前よりも書ける記事の幅が広くなりました。
赤ちゃんの世話や対処法、保育園の申し込み方法、ママ友の事…妊娠や出産、育児に関する事は、子供が出来なければ知り得なかった知識です。出産前と違って、今はこれらの知識もありますので、出産前に執筆していたカテゴリーに出産後には子供関係の事が加わり、より多くのクライアントの要望に応えられる記事作成ができるようになりました。

仕事・生活のメリハリがつくようになった

子供を持つ前は、在宅で仕事をしている時も自分のペースで仕事ができていました。その為、やる気が起きない時にはテレビを見たり、お菓子をつまんだりでダラダラしてしまい、気が付いたら数時間経っていた…という事も時にはありました。
けれども、子供ができてからは子供中心の生活になります。家で子供の世話をしながら仕事をするようになってからは、仕事をする時はする、子供と遊ぶ時は思い切り遊ぶなどメリハリが付くようになりました。その結果、ダラダラする時間は一切なくなり、時間を有効に使って仕事ができるようになりました。

健康的な生活を送るようになった

子供を持つ前は、とにかく受けられる仕事は全部受ける、気分が乗れば食事も忘れてしまう、という事も少なくありませんでした。結果、自分自身で気が付かない内に無理をしてしまっている事も沢山ありました。
けれども、子供を持ってからは、もしも私が倒れたら子供の世話をする人もいなくなれば、家の事も回らなくなってしまいます。子供の為にも、いつでも健康なお母さんで居たいと思ったので、仕事で無理をしないようになりました。
また、深夜まで作業する事も多かったのですが、今は子供が起きている時間だけ仕事をするようにしています。仕事量も、まず子供たちとの時間が作れる範囲に調整するようになりました。夜も、子供たちと一緒に寝て、朝早起きして仕事をするようになったので、子供に合わせて健康的な生活を送るようになりました。その結果、子供がいなかった時よりも風邪をひく事も疲れてしまう事も少なくなりました。

在宅の良い所取りができるようになった

フリーランスのメリットの一つに、在宅で仕事ができる所があります。その為、仕事をしていても子供が病気の時には在宅で看病ができる、子供の行事や予定も休みを取りやすい、帰ってきた子どもをいつでも家で迎える事ができる、など子育てをしている女性にとっては良い点も沢山あります。
私は、フリーランスであるメリットを生かして、子供は保育園ではなく幼稚園に通わせています。また、転勤族なのですがインターネット環境があればいつでもどこでも仕事ができる、というメリットもあります。

何のために仕事をするのか考えるようになった

文章のアウトラインを頭で考えながら組み立てている時などに、子供に話しかけられると生返事になってしまう、子供が休みの時に公園に行きたいと言われても、仕事が立て込んでいるので今日は無理と答えてしまう、という事が多くありました。子供が悲しそうな顔や、我慢をしている顔を見せるようになった為ハッとし、自分は何のために仕事をしているのかを考えました。
仕事だけをしていた出産前と違って、今は子供と一緒に過ごせる時間を確保したいからフリーランスという仕事の仕方を選んだのに、これでは本末転倒という事に気が付きました。その結果、仕事の量を調整して子供を優先して過ごすようになりました。スケジュール的に無理な納期の物などは、無理をせずにクライアントに言うなど、仕事の仕方にも工夫をするようになりました。私も無理なく仕事を進める事ができますし、子供たちと一緒に思い切り遊ぶ事もできるようになりました。
仕事は子供が大きくなってからでもできますが、今の年齢の子供たちは今しかいないと思ったからです。

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出産後一年間ほど、頭がボンヤリするようになった

出産経験のある女性が良く経験する事と言われていますが、私も出産から一年間ほど、頭がボンヤリするようになって一時期全く仕事にならない事がありました。長男を出産しておよそ一か月経ってから少しずつ仕事を再開したのですが、本や新聞などの文章を読んでも全く頭に入らない、うっかりミスが多い、物忘れが激しいなど、仕事だけでなく日常生活でも色々な弊害が出るようになっていました。勿論出産前は全くなかったことです。そして、深く物事を考える事や、考えを頭の中で整理する事やまとめる事ができなくなっていて、出産前の様に文章を書く事ができず、ライターとしては致命的でした。
出産後の女性の頭がボンヤリする事は、出産後の女性は夜間の授乳がある為寝不足になるから、赤ちゃんの泣き声に対してもイライラしない様に脳が防衛反応を起こしているから、など諸説ありますが、私は常に頭にもやがかかっているような感じがしていました。出産してちょうど一年後にはこの症状はなくなっていて、仕事も少しずつ出産前と同じようにできるようになりました。
また、長男の時の教訓を生かして、次男を出産した後は一年間仕事を休みました。

─森野ミヤ子(30代・女性)


育児に仕事に大忙しのようですが、在宅で仕事に打ち込めるからこそ得られるメリットはフリーランスならでは。家族とともに充実したフリーランス生活となりますよう、応援しています!