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あなたは持ってる?これからのフリーランスに求められる4つのスキル【前編】

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フリーランスに求められるスキルっていろいろあるけど、これから大切にするべき能力ってなんだろう?
そこで今回は、これからのフリーランスに求められるスキルについて、さまざまなフリーランスに聞いてみました。多種多様な回答が得られましたが、今回はその中から2つ、コラム形式でご紹介します。

PDCAサイクル

まずフリーランスに必要なスキル、それはずばりPDCAサイクルです。

PDCAサイクルとは、もともと事業活動における生産管理や品質管理など、管理業務を円滑に進める手法のひとつですが、個人の成長やスキルアップにも欠かせないものとして定着している考え方です。P(plan)とは計画、つまり目標設定のことで、D(do)とは実行、C(check)とは評価、つまり反省のことで、A(action)とは行動、つまり改善という意味を持ちます。

フリーランスになると、時間管理を自分でしなければならない。そんな言葉をよく聞くと思います。しかし実際には、それだけでは不十分で、このPDCAサイクルが大切なのです。

会社では、出社時間、休憩時間、退勤時間、残業時間と、時間を決められてしまいます。体調が悪かったり、集中力が切れている時間帯でも、仕事をしなければなりません。それが嫌だという人や、苦しんでいる人も多いと思います。

しかし、そんな人がいざフリーランスになると必ずつまずくのが時間管理です。自分のペースで働けるようになるんだから、効率は上がるんじゃないか。そう思うかもしれませんが、実際は、時間通り進まなかったり、作業をつい後回しにしたりして、結局、成果が低くなるケースが多いです。なぜそうなってしまうのでしょうか?

必要なのは、時間管理ではなく、目標設定

結局、成果が低い理由。それは、目標設定をする意識が低いままだからです。会社での仕事では、時間も管理されていましたが、やるべき仕事内容も与えられていました。目標設定を会社がやってくれていたわけです。これは追い込まれているようで、やらなければならないと頑張って作業するため、ある程度成果も出るのです。しかしフリーランスは、自分がその日やるべき作業を自分で厳しく設定しなければ、高い成果を出すことはできません。

目標設定しなければ、反省や改善も生まれない

目標設定は時間管理のためだけではありません。現在の自分の能力を把握し、改善につなげるために、非常に重要な役割を果たしています。例えばあなたがライターで、2時間で3000字の記事を書くと目標を立てたとします。しかし実際の作業では3時間かかってしまいました。すると、どこに時間がかかってしまったのか疑問が生まれます。文章全体の構成を考えるのに時間がかかったのか、下調べが足りず、調べるのに時間がかかったのか、そもそもタイピングが遅いのか。このように、目標設定することにより、PDCAサイクルのC(check)、つまり評価の質が上がって、次のA(action)、つまり改善につながるのです。細かく目標設定していない場合どうなるかというと、できなかった、次は頑張ろう、の繰り返しで、成果も上がりませんし、自分の能力も把握できず、改善策も生まれません。

このように、フリーランスにとって必須となるPDCAサイクルの考え方。特に綿密な目標設定が重要になってくることを意識しておくほうが良いでしょう。

─tatsuya86sさん(31歳・男性)


個人の発信力

これからのフリーランスに最も求められるスキルは、やはり「個人の発信力」だと私は考えています。
今日、場所や時間に捉われない働き方、企業に依存しない生き方といった、フリーランスとして生計を立てるメリットに多くの人が気付き始めています。あと2,3年もすれば、フリーランスは決して珍しい存在ではなくなるはずです。
一見、多様な働き方が受け入れられたようで喜ばしいことのように思えますが、いくつか懸念すべき問題も浮上してきます。その中でも、最も深刻になり得るのは「市場の激化」ではないでしょうか。

例えば、クラウドソーシング上では初心者向けの案件は激減するでしょう。誰にでも出来るような案件であれば、外注せずとも手近なフリーランスへ依頼できるようになるからです。
これはなにもクラウドソーシングに限ったことではありません。ほとんどのフリーランスが、これまで通りのやり方では間違いなく「その他大勢」に埋没してしまうでしょう。
そこで、個人の発信力の有無が重要になります。発信力があれば、それだけで自己ブランディングが高められるからです。

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分かりやすい例として、昨今盛り上がりをみせるブロガーという職種があります。勘違いされがちですが、彼らはアフィリエイトと呼ばれるネット広告の収入だけに頼っているわけではありません。多くのブロガーが、発信力を見込まれて企業から直接仕事を貰っています。他にも、オンラインサロンの運営や有料noteの販売など、その収益源は多角化されています。
他の職種で考えてみましょう。
フリーのエンジニアやコーダーの場合、これまでは発信力は全く求められてきませんでした。むしろ、必要以上に個性を押し出していると邪見にさらされることさえありました。しかし、フリーランスの数が飽和状態になったときに、生き残れるのは発信力を持つ人です。発信力があれば、「その人でないといけない仕事」が圧倒的に舞い込みやすくなるからです。

ブロガーにもエンジニアにも共通して言えることは、自分自身のプラットフォームを持つべきであるということです。SNSであれブログであれ、自分個人の発信力を身に着けるのは決して難しいことではありません。発信力を手に入れた先には、自分の名前だけで仕事が獲得出来る好循環を作り上げることができます。そうすることで、フリーランスとして生き残れる確率はぐっと上がります。
以上のように、これからのフリーランスには「個人の発信力」が求められるようになるというのが私の見解です。

─匿名さん


今回ご紹介していただいた「PDCAサイクル」と「個人の発信力」、あなたには備わっていますか?
次回は、更に後半をお伝え致します。お楽しみに!