分割払い・割賦払いの請求書の書き方はどうすれば?

請求金額を複数回に分けて請求する場合、請求書にはどのように記載すればいいのでしょうか。

分割払い・割賦払いの請求書に記載するべき3つのポイント

分割払いの請求書は、分解回数分の請求書をその都度発行します。
通常の請求書の項目の他に分割払いの場合には、

  • 1.
    今回の取引合計請求額
  • 2.
    分割払いであること
  • 3.
    この請求書が何回目の請求であるか

上記3つのポイントがハッキリと分かるように表示することが必要です。

例えば下記の内容で分割払いの請求書を発行してみましょう。

税別50万円の請求を、5回に分けて請求するとします。

株式会社〇〇〇〇◯ 御中
請求日 2015/08/17
ホームページ制作一式代金 500,000円(税別)

第1回 100,000円(税別) 2015/05/30 入金済
第2回 100,000円(税別) 2015/06/30 入金済
第3回 100,000円(税別) 2015/07/30 入金済
第4回 100,000円(税別) 2015/08/30 今回請求分
第5回 100,000円(税別) 2015/09/30 次回請求分

これを請求書に落としこむとすると、以下の様なイメージになります。

請求書には、取引詳細・合計請求金額から分割回数、入金の有無、残請求分など確認事項を記載しておくことをオススメします。
取引先事務担当が最新の請求書を確認するだけで、その内容がすぐに把握できるようにしておくことで、事務担当同士でやり取りをする必要があった時もスムーズにことを運ぶことができます。

請求書は、取引先に対して内容が把握しやすく、トラブルにならないようにすることが基本です。
後から「あれ?後何回請求残ってたっけ?」なんて事にならないよう、わかりやすく丁寧に記載を行なっておきましょう。

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