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バックカントリーで遭難救助されたら自己負担額はいくらなの?

投稿日:2016年2月5日

未踏の地で遊ぶ楽しみ

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バックカンントリースノーボード(スキー)とは、商業的に整えられたゲレンデではなく、自然のままに雪がつもった山の斜面を滑って遊ぶスポーツです。
誰も滑っていないパウダースノーを堪能できるのは大きな魅力です。

その一方で、バックカントリースノーボード(スキー)には大きな危険も伴います。
・遭難する危険性がある
・雪崩に遭遇する可能性がある
・ゲレンデのようにパトロールはきてくれない

万一、バックカントリーで遭難した場合、救助費用はいくらかかるのでしょうか。

コース外事故は全額自己負担!?

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長野県の野沢温泉村では、コース外での事故、つまりバックカントリーを目的とした人の事故が相次ぎ、コース外にでて遭難した場合、全額自己負担という条例を制定しました。今日本全国で、長野県の野沢温泉村のような厳しい措置が主流になってきています。

救助にかかる費用(賠償金額)は、捜索にかかった時間、捜索に関わった人の数などにより変わります。山岳遭難保険を提供している日本費用補償少額短期保険株式会社によると、補償対応金額は300万円までとなっています。

さて、実際には保険の補償額300万円に収まるものでしょうか?

救助のお見積り

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捜索隊の人件費

全国によってばらつきがありますが、1人1日5万円くらいが相場です。
今回は、10人で1日捜索した前提で計算します。
ほかにも食費・交通費・装備・保険などがかかるので、全体の金額の2割増しくらいで考え、捜索隊の人件費は60万円ほどになります。

ヘリコプターの費用

民間のヘリコプターを捜索や救助のために飛ばした場合、1時間100万円くらいといわれています。捜索にヘリをつかうというよりも、救助につかう場面が多いと仮定して、飛行時間は3時間ほどと考えます。したがって300万円です。

車両の費用

バックカントリーの事故が相次いでいる富山市のスキー場では、救助にかかる費用を請求することが明記され、そこには高額の機材費用が公表されています。それによると、
・雪上車 1時間 5万円
・スノーモービル 1時間 3万円
となっています。
仮に1台ずつ必要だとして、24時間捜索したとすれば、192万円です。

明細を出すと、少し見積もりが変わってきました。
合計それぞれ費用をまとめるとこんな感じになりました。

・捜索隊の人件費 60万円
・ヘリコプターの費用 300万円
・車両の費用 192万円  計552万円

危険な箇所での滑走は止めましょう

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今回の見積もりでは、保険に入っていても補いきれない金額がでてきました。
お金だけの問題でなく、バックカントリーで命を落とす人は毎年何人もいるのです。
また、雪山での救助は、捜索隊にも危険が伴います。
あなたの危険が、周りの人の危険もつくっていることを認識して、安全に楽しみましょう。

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