ヘアメイクの見積書の書き方

見積項目表
見積項目 | 項目説明 |
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ヘアメイク基本料 | ヘアメイクにかかる人件費。担当ヘアメイクの経験値などにより料金が異なる。 |
モデル人数 | ヘアメイクの対象人数。人数や性別・年齢により料金が異なる。 |
カット数 | ヘアアレンジ、メイクチェンジなどによって料金が異なる。 |
見積項目 | 項目説明 |
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撮影形態 | |
スタジオ撮影(拘束時間・日数) | スタジオ撮影する際にかかる費用。拘束時間や日数により料金が異なる。 |
ロケ撮影(拘束時間・日数) | ロケ撮影の際にかかる費用。拘束時間や日数により料金が異なる。 |
交通費 | |
交通費 | 移動にかかる交通費。 |
見積項目(オプション) | 項目説明 |
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アシスタント料 | アシスタントが必要な場合にかかる人件費。 |
出張料 | 県外で撮影する際にかかる費用。 |
特殊メイク料 | 特殊メイクに使用する材料や道具にかかる費用 |
小道具料 | ウイッグ、髪飾りなど事前に購入する必要のあるものにかかる費用(実費) |
時間外料金 | 基本時間を超過した際にかかる費用 |
見積書サービス「Misoca」は、項目に入力していくだけで1分で見積書が作成できるサービスです。メール送信、PDFダウンロードなど豊富な機能もご利用いただけます。
フリーランスや中小事業者に大人気の見積書サービスです。
見積書作成のポイントは?
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まずは予算を知る
依頼内容に基づいて見積書を提出しても、クライアント様の想定金額と全く折合わないことがあります。
そうなることを防ぐためにも、見積書を出す前のヒアリングの時点で、ある程度の予算感を掴んでおくことが大切です。
「その金額ではできません」ではなく、予算の範囲内で実現できる提案を複数パターンするようにしています。 -
見積書のタイトルはわかりやすく
見積書金額を決定する要素は複数ありますが、撮影目的がその主たる要素となります。
「◯◯CM撮影 メイク料金」など、撮影の目的を見積書タイトルに入れることで、クライアント様にとってわかりやすい見積書作になるよう意識しています。 -
料金について
一番最初に見積書を出す段階では、不確定要素が多く、料金を確定できないことが多くあります。
そのため、項目を詳細に書き出して、あとで「何にどれだけ料金がかかったのか」を説明できるようにしておくことが重要です。
予算があまり固まっていないクライアント様に対しては、「松竹梅」の3パターン見積書を用意し、料金の違いを事前に説明してご納得いただいてから、一番良いものを選択していただくようにしています。
仕事の属性上、「撮影が長引いた」「人数が増えた」「カット数が変わった」など、変更が多く発生します。金額変更は生じた時点でクライアント様にその旨を説明することも信頼関係を構築し、取引をスムーズにする上で非常に大切です。 -
実費項目について
ヘアメイク料金は、あくまで「メイク施術料金」ですので、特殊メイクを施す場合など、メイクに必要な購入品が発生した場合は、すべて実費請求をしています。
実費精算が発生する費用については、あらかじめ説明しておくことで、「請求金額が見積書の金額より高い」というトラブルを防ぐことができます。
『監修者のご紹介』

代表 あいざわ あゆみ 様
ヘアメイク、ファッションスタイリストをはじめとするクリエイティブスタッフやアーティストを様々なシーンに合わせて総合的にコーディネートしているマネジメントオフィス代表。
クライアント様の満足、アーティストの安心、若い希望の人材とともに発展していくことを目指し、人材育成にも力を注いでいる。