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「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」を読んだ

2014年に読んで、先月起業した仲間にも贈ったお気に入りの1冊です。エッセンシャル思考と言っても難しい方法の紹介ではありません。単に99%の無駄なことを排除して1%に集中していくにはどうすればいいのかということが書いてあります。当時ハイライトしたお気に入りのフレーズをいくつか紹介します。

「この仕事は、自分が今やれることのなかでいちばん重要か?」

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これが一番気に入っています。お金と時間がない中では、あれもこれも手をつけて中途半端に終わるのが一番いけません。この2年間なんども自問し続けてきました。

「もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」

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これも好きです。開発では「もう一度同じ機能を開発するだろうか?」というような質問に置き換えてもいいと思います。

「自分は何が大好きか?」  「自分は何がいちばん得意か?」  「世の中の大きなニーズに貢献できるのは何か?

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これもなんども考えました。私は34歳ですが、これまで34年間できなかったことは今後もできません。もちろん知識を身につけたりすることはできますが、例えば「リーダーとして力強さ、カリスマ性を発揮する」「飲み会でネットワークを広げる」などはできないし、できたとしても得意な人には勝てません。だったらこれまでうまくできたことで成果を出すしかないと考えています。

TEDの人気スピーカー、デレク・シヴァーズ。彼は自身のブログで、「もっとわがままにノーを言おう」と主張している。中途半端なイエスをやめて、「絶対やりたい!」か「やらない」かの二択にしようと言うのだ(1)。  そのためのコツは、基準をとことん厳しくすること。「やろうかな」程度のことなら却下する。「イエス」と言うのは、絶対やるしかないと確信したときだけだ。

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絶対にイエスだと言いきれないなら、 それはすなわちノーである。

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やりたいことはたくさんあるし、チャンスっぽいものもたくさんある、アイデアもたくさんあるけど全部はできない。だから全部できないということを認めて、一つ一つ減らしていって、三つでも二つでもなく一つに絞り込む。そしてその一つを完璧にできるかどうか・・・一つを完璧にできるかどうかが肝心だと私は思います。

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「自由をつくる自在に生きる」を読んで自由と小遣い制のススメ

結論からさきに書くと、「人生の目的は自由だ」と僕は考えている。自由を獲得するために、あるいは自由を構築するために、僕は生きている。少なくとも、今は本気でそう考えているのである。

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森博嗣という人は本当に面白い。こう言う変な人が変な人について文章をたくさん書いてくれるのは嬉しいことだ。

僕も人生において自由というのはとても大事だと思う。自由でなくてもせめて自分が不自由であることを自覚して生きていきたいなと思う。

そして何が自由で何が自由じゃないかというのはとても大事だ。一見制限があって不自由であっても、その制限をはずす自由があるならそれは自由だと考える。

例えば僕が小遣い制でやっているのもそうだ。たまに飲み会などで「小遣い制なんですか?」と笑われるが僕には笑われる理由がよく分からない。

僕の場合は「妻が家計を全部やってくれている。超助かる」と言う感謝の気持ちしかないし、いつでも小遣い制をやめようと思えば止めれるのだから僕の定義では不自由ではない。

もちろん中には嫌々小遣い制になっている人もいるかもしれないが「小遣い制=不自由=配偶者に尻にひかれてる」というような考え方は短絡的だし、「選択肢が多い=自由」という考え方も少し違うように思う。(実際に尻にひかれていないとは言っていない)選択肢が多いということは考えることが多いということだ。考えるスピードというのは各人それぞれでそれほど違わないから大事なこと以外で考えたくないなと思う。

つまり僕の場合は使えるお金を制限して他のことに考える時間を使いたいということだ。みんなもどんどん小遣い制にしていこう。

森博嗣さん、本当に面白いです。

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「EAT&RUN」を読んだ

もっと遠くへ、もっと自由に!

彼はなぜ、完全菜食主義者にしてウルトラマラソンの王者に君臨し続けたのか?ベストセラー『BORN TO RUN』に登場し、世界中のランナーを魅了しつづけるランニング界の「生ける伝説」が初めて明かす、食べること、走ること、そして生きること。極限を求め続けたランナーの魂の彷徨、ニューヨークタイムズ・ベストセラー!

EAT&RUN : スコット・ジュレク, スティーヴ・フリードマン, 小原 久典, 北村 ポーリン

すごい人の話。

結論から書くと私もウルトラマラソンをまた走ろうと決めた。走りたい気持ちに火がついた。

私は数年前に88kmの村岡ダブルフルウルトラランニングというウルトラマラソンに参加したことがある。なんとか制限時間内にゴールし、ゴール直前には思いがけず涙が溢れるほど大きな達成感を得た。しかし初挑戦ということもありタイムは散々で心残りがあるのだ。

村岡ダブルフルはアップダウンが激しく上りの合計が2,500mもある過酷な部類のレースで、レースの後半5時間ぐらいはずっと
「(自分からリタイヤはしたくないので)車にひかれたい」「イノシシに襲われたい」「崖くずれに少しだけ当たりたい」
というのを心の中で唱え続けていた。今回また出たいなと思えたのは、単にあの時の出場しなければよかったという気持ちをわすれているからかもしれない。

本書で印象に残ったのは友人ダスティの話だ。このダスティという人は本当に実在したのだろうか。それぐらいスコット・ジュレクとの補完関係が見事でおもしろい。今は交流が減ってしまっているようだが、それでも学生の頃からの付き合いで、ウルトラのペーサーを何度も勤めるぐらいの交友関係というのは羨ましい。

ビーガン(完全菜食主義)やウルトラマラソンに興味のある人、BORN TO RUNにも出てきている人なので、そちらを読んだ人にはもちろんオススメの一冊。

EAT&RUN

『カンバン仕事術』を読んだ

カンバン仕事術という本を読みました。

Misocaのチームでは2年ほど前からカンバンで仕事を管理しています。最初は何もないところから付箋を使い、その後Trelloというデジタルツールに移行しました。そのあたりは過去の記事でも紹介しています。

カンバンの活用の仕方については毎週毎週ふりかえりを行い改善してきたのでかなり洗練されているという自信がありましたが、さらに改善点があればと思い本書を読むことにしました。

本書を読んでみて、改めてカンバンの良さを実感しました。今となっては当然である「お互いの作業が見える」「作業の進み具合が明確である」ということがカンバンのおかげなんだと再確認できました。

また弊社技術フェローの角谷信太郎さんがMisocaチームに初期の頃に提案してきたWIP(≒仕掛かり作業)を減らそうということの重要性も感覚ではなく頭で理解することができました。

本書ではこんな人やチームにカンバンをお勧めしています

  • 納期によく遅れる
  • 見積もりが不正確なことが多い
  • チームは仕事に追われている
  • 優先度がよく分からない
  • いろいろなところからチームに仕事が来る
  • 誰が何をやっているのかよく分からない

こんな悩みをお持ちのかたは(これらで悩んでいない人などいるのだろうか)本書はぴったりです。カンバンを導入し改善のサイクルを生み出しましょう。

本書を読んでMisocaの2年間の努力(特にこくぼさんかな?)が正しかったことと、今後どういうことに取り組んでいくといいのか確認できました。

オススメです!

 

カンバン仕事術
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『「人生のジレンマ」を克服するために』を読んだ

誰かがFacebookでお勧めしたのを見て読んだ。DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューに掲載されたものを電子化したものということらしいのでだったらそっちを買ったらよかったと思ったのですが、こういうビジネスも出てきてるんですね。

すごく短いので本屋で500円だったら買わないだろうなと。新しい経験でした。

いいなと思ったところを引用で紹介します。

人から何をすべきかと聞かれて私は、ずばりと答えを教えることはめったにない。その代わりに自分のモデルの一例を挙げ、質問をおさらいしてみる。質問者とはまったく違う業界で、その事例のプロセスがどのように働いたかを説明するのだ。location 58

これは最近気をつけていることでもあるので響きました。「起業するには?」「サービスを大きくするには?」みたいな質問を頂戴するのですが、つい気持ちよくなってしまって、ただ本で読んだだけのこととか、本当は自分もできていないことを回答してしまったりします。そう言った回答というのはもう全然リアリティがないのでダメだと思います。なので自分が同じような経験をしたことがあるか、あるならどうやって解決したかということを言うように注意しています。経験したことないなら「わからないなあ」というようにします。

人生はますます忙しくなる一方だからである。住宅ローンを抱え、週七〇時間働き、伴侶と子どもができる。Read more at location 115

「人生で最も意外なものは老いだ」という格言を聞いたことがあるけど、結婚したり子供ができると忙しくなるというのも意外でした。意外というか想像できてなかった。人生が勝手にシンプルになっていくということはありません。何事も複雑になる一方なのでシンプルさを保つためのエネルギーというのもどんどん必要になるということだと考えます。

個人の時間とエネルギー、そして能力をどう配分するかの意思決定が、最終的には人生の戦略を決める。Read more at location 137

これもその通りだと感じることが多いです。他人は自分にあれこれ指図したり、面白い遊びを教えてくれたりします。でも、人生はそれに対してどれだけNoと言えるかとの戦いだと思います。フットサル?旅行?外食?高級時計?電気をちゃんと消す?髭を剃る?かっこいい車に乗る?Noと言えた数だけ大切なものが育てる時間とエネルギーが確保できるのです。

人生は「例外が許されてもいい特別な状況」が果てしなく続くものだからである。Read more at location 219

これも本当にその通りだと思う。「今はできない」と考えるのはすごく楽観的な人です。人生は複雑になる一方なのに、自然に良い方向に向かうと思っているのだから。

そして、私の最後のアドバイスは次のとおりだ。まず人生を評価する物差しについて考えなさい。次に、最後になって自分の人生は成功だったと評価できるように毎日を生きる決意をしなさい。Read more at location 252

人生の目的というのはいろいろだし、目的を持たないというのも選択肢の一つでしょう。でも目的を持って生きるならリソースを集中させることが近道です。そういう人が本書を何度も読み返すことにはとても意味があるように思いました。

 

豊吉隆一郎

株式会社Misoca代表取締役

2002年より名古屋にてフリーランスとしてWeb制作を始める。
2011年6月、株式会社Misoca(旧スタンドファーム株式会社)を設立。

趣味はマラソン、将棋、マニュアル化。
CSNagoya勉強会共催者、名古屋Ruby会議スタッフ、OSCNagoya2011実行委員長など

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