掛け
今回は「掛け」について解説します。
「掛け」とは簡単に言えば「つけ」による取引のことです。事業者間での商取引においては、ある決まった期日にまとめて代金の受け取り/支払いを行う「掛け取引」が一般的です。
例えば日常的に商品の注文/納品のやり取りを行っている事業者間の場合、その取引のたびに何十万円といった代金の請求/支払いのやり取りを行うのは非効率です。
そのため代金のやり取りは「掛け」として記録しておき、一ヶ月などのまとまった単位で計上して、受け取り/支払いを行います。
商品を掛けで販売した時のまだ回収していない代金のことを「売掛金」、掛けで仕入れた際の代金のことを「買掛金」といいます。