証憑書類
今回は「証憑書類」について解説をします。
「証憑(しょうひょう)書類」とは、取引の証拠となる書類のことです。商取引に関連した「お金の動き」について具体的な内容が記載されており、その事実を証明するものになります。
証憑書類には、領収書、請求書、納品書、注文書や仕入伝票、契約書、見積書、預金通帳、小切手帳など様々なものがあります。
証憑書類を発行する目的は、契約や取引などが口約束ではなく、お互いの同意があったことを正式に書面として残すためです。これらの書類は税務上必要となるため、一定期間の保存が義務付けられています。保管期間は、書類によって違いがありますが原則として7年間保存するようにしておくといいでしょう。
また、税務調査の際には証憑書類の提出を求められるので、いつでもスムーズに書類を提出できるよう、きちんと整理して保管しておく必要があります。