販売管理業務とは?

この授業で学べること

  • 販売管理業務とは何か
  • 販売管理業務の大まかな切り分け

受発注教室とは?

どんなビジネスでも、お客さまからの注文を受け付ける業務があります。また必要に応じて商品や部材を仕入れる業務が発生します。これらの業務をまとめて「受発注」と呼びます。

受発注業務は取引先とのモノとお金のやり取りを管理するため、企業のビジネスそのものを支える重要な仕事です。

この『受発注教室』では受発注業務の初心者のために、業務の流れや、押さえておくべきポイントを解説します。

受発注教室へようこそ。私はこの授業を担当するチュウモンジです。これからみなさんに、受発注についての授業をしていきますので、よろしくお願いします。
チュウモンジ先生ー!よろしくお願いします!
こんにちは、はっちゃん。受発注教室の授業をとってくれてありがとう。どうしてこの授業を選んでくれたのかな?
入社した会社でいきなり受発注に関する業務を担当することになったのですが、何がなんだかさっぱりで…。
大丈夫ですよ、初めは複雑で難しく感じるかもしれませんが、基礎さえ押さえてしまえば受発注業務はそこまで難しいものではありません。私と一緒に受発注の基礎についてこれからの授業で学んでいきましょう。
わかりました!よろしくお願いします!

販売管理業務とは?

今回は、販売管理業務について学んでいきましょう。はっちゃんは販売管理業務と聞いてどのような業務だと想像しますか?
販売管理業務ですか…「〇〇を〇〇個販売した」といった情報を管理すること、でしょうか?
それも販売管理業務の一つですね。そもそも、すべての企業はなんらかのモノやサービスを販売し、お客さまから対価を得ることによってビジネスをしています。そして、販売するモノやサービスを用意するためには、仕入を行う必要がありますよね。
ふむふむ。
たとえば製造業であれば、部品や素材を仕入れて組み立てることで自社の製品を作り、それを販売します。卸売業や小売業であれば、取り扱う商品を仕入れて、その商品をお客様からの注文に応じて販売します。業種・業態によってさまざまな商慣習がありますが、ビジネスの基本的な流れは同じです。
なるほど!販売管理業務はビジネスをしているすべての企業が行っている業務だということですね。
そうですね。販売管理業務の具体的な内容には、

①商品・サービスを販売して代金を回収する(販売管理)
②物品を仕入れて代金を支払う(仕入管理)
③在庫を適正に管理する(在庫管理)

があります。

仕入れて販売し、売上を得る。販売管理業務を知ることは、ビジネスを知ることにつながりそうです。もっと詳しく知りたいです!
いいですね。その調子でどんどん学んでいきましょう。この受発注教室では、販売管理業務の中でも①商品・サービスを販売して代金を回収する(販売管理)を狭義の「販売管理」、②物品を仕入れて代金を支払う(仕入管理)、③在庫を適正に管理する(在庫管理)を「仕入・在庫管理」として大きく2つに分類して解説していこうと思います。
わかりました!
今回の授業はこれで終わりにします。次回の授業は、「販売管理業務の流れと必要書類」です。
それではまた次回。お疲れ様でした。
ありがとうございました!