信頼されるWeb制作の見積書の書き方
この授業で学べること
- 受け手に喜ばれる見積書の書き方
- チェックリストの使い方
Web制作の見積書
「見積教室へようこそ。それでは、それでは授業を始めます。」
「お願いします!」
「これまでの授業では、見積書の基本的な知識についてお話ししてきました。みっちゃんも見積書について大分知識がついてきたようなので、今回から、より具体的な例をもとに授業を進めていきます。」
「ほぉー。ついに私もここまで来ましたか!(まだ一回も見積書の作成はしたことないけど…)」
「今回はWeb制作の見積書に焦点をあてて進めます。Web制作という業種について、みっちゃんはどんなイメージを持っていますか?」
「そうですねぇ、ホームページを作ったりするお仕事ですよね。いろいろな作業が発生しそうなので、見積書も複雑になりそうですね。」
分かりにくい見積書の例
「ではこの見積書を見てどう思いますか?」
「想像していたよりざっくりしていますね。『Webサイト制作費』という項目が何を指しているのかよくわからないし、この金額が妥当なのかどうかもよくわからないです。」
「ですよね。先程みっちゃんが言っていたように、Web制作には工数が多くかかるのが一般的です。従って、見積書も同様に、各工程に応じて見積項目を記載するのが望ましい形です。」
「確かに、そうですよね。」
分かりやすい見積書の例
「次に、この見積書を見てください。」
「最初の見積書の『Webサイト制作費』が細分化されてて分かりやすいです!」
「はい。このように見積項目を分けたほうが、受け手側には親切な見積書になります。また、『この項目は何ですか?どうしてこの価格になるんですか?』などと質問をされた場合にも、見積書の内訳を把握しているほうが明確に答えることもできます。」
「なるほどー!でも、詳細な見積書を作ろうと思うと、その分お客さんとの事前打ち合わせもしっかりしなきゃいけないですよね?」
ヒアリングに便利な『チェックリスト』
「はい、そうなりますね。Web制作の場合、どんなイメージのサイトに仕上げるのか、どんな機能をつけるのか、スマホ対応させるのか等、ヒアリングすべきことが多くあります。そこで便利なのが、チェックリストというものです。」
「これは!こんなものがあったんですね。これに沿ってヒアリングを進めれば、見積書も分かりやすく、詳細に書けますね!」
「mitsumolistの業種ページにある「チェックリストをダウンロードする」ボタンから利用することが出来ます。」
「そうなんですね!」
「自分の業種だけでなく、他の業種ページにも新たな気付きがあるかもしれません。それではまた次回。お疲れ様でした。」