平成28年度 起業家甲子園・起業家万博 東海地区大会 ICT Mentor Platform ビジネスプラン発表会に行ってきました

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本日は平成28年度 起業家甲子園・起業家万博 東海地区大会 ICT Mentor Platform ビジネスプラン発表会という大会に審査員として参加してきました。

「起業家甲子園」、「起業家万博」の全国大会の挑戦権をかけて12チームがピッチをするというイベントです。

ピッチの前には勝屋 久さんの講演がありました。勝屋 久さんことカッチャマンは以前は「プロフェッショナルコネクター」現在は「LOVEコネクター」としてスタートアップ・ベンチャーに関わる人であれば知らない人はいないという方です。

カッチャマンの話で印象に残っているのは

  • 目標は究極のカッチャマンになること
  • 本音で生きることを大切にしている
  • 本音で生きるためにはやりたいことを探して叶えていくことが大事

ということでした。この中で本音で生きるというのは私自身も一番大事にしていることですので、改めて「カッチャマンに対しても本音で生きていると言い切れるだろうか」と、自分自身について考えさせられました。

その他学生部門のピッチで出ていたところについて内容と感想を紹介します。

「錯覚介護~あの辺りさがしてみたら?~」 ココ・イル(中京大学)

画像認識を使って認知症の方の「なくし物」のトラブルを解決するサービスです。コンセプトとしてシステムが直接問題を解決するのではなく、システムが本人が解決できたかのようにサポートしてあげるという点が面白かったです。

画像認識とサポートにペッパーを使うということなので、いっそペッパーが「ものを預かる」「持ってくる」ということをしてくれたら僕も使ってみたいなと思いました。

「ITを活用した新しいベビーゲート〜見えないところで子供を守る〜」 中京大学

3歳児ぐらいまでの子どもが家の中で危険に合わないように、特定の行動を感圧センサを使い親に通知するするというサービス。資料がポイントをきちんと押さえており、話し方も堂々としておりとても素晴らしい発表でした。

私も子どもがいるので、子どもがベランダに一人で出たり、ベッドなどから落ちたりという心配はよくわかります。その上で、親が本当に欲しいものは通知システムじゃないよなと感じます。まずは今のコンセプトのプロトタイプを現場に持ち込んでフィードバックを受けることでいいものになる可能性を感じました。

「Mr.Link (ミスター・リンク)」 Mr.Crazy(中京大学)

大学の時間割アプリにSNS的な機能をつけたアプリです。

参入障壁が低いし、大学生が身近ですぐに思いつきそうなので、Snapchatの閲覧期限のような何か1点突破でバズるアイデアが必要かなと思いました。これもまず作ってリリースしてみると思いがけない発展の方向性がありそうです。「どうやって広めていきますか?」という審査員からの質問に「(他校でも)授業の5分前に宣伝する」と言っていたのが印象的でした。そういうことができる人であれば絶対うまくいくと思います。

「私の第2のおじいちゃん、おばあちゃん」 中京大学 大学院

時間がないという働く世代と、時間が余っているシルバー層をマッチングするサービス。

ビジネスモデルとしては成立しているし、世の中のためになるようにも感じます。ただ、実際に発注したい、発注されたいという人がいるかどうか発表では伝わりませんでした。今後ご本人が発注を受けたり、発注してみたりするとよりリアルなビジネスプランになるのではと思いました。

「みんなで食の物語を築くプロジェクトサイト-Kodawari-」 名古屋大学

食に関するクラウドファンディングサイト。

発表に熱がこもっていて引き込まれるものがありました。すでにオープン前で、参加する人も決まっているなど行動力も伴っており、今回本戦へのメンタリング権を獲得されました。今後のオープンが楽しみです。

全体的に学生の皆さんの発表のレベルの高さには驚きました。いろいろ調査もしているし、発表もよく練習しているのを感じました。素晴らしかったです。

今日は審査員としての参加でしたが、私もチャレンジャーの一人として今一度「本音で生きる」「やりたいことを叶えていく」ということを考え明日からもやっていこうと思います。

コミュニティースペースができるまでの思い出

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Misocaにはコミュニティスペースという弥生と共同で使っている部屋があります。ここは休憩したり、仕事をしたりと自由に使っています。

部屋には寝れるぐらい大きいソファやカウンターチェア、コーヒーセット、自動販売機などがあり気分転換にはとても良い部屋です。

私がこの部屋を作る責任者だったので、その時の思い出を書きたいと思います。

畳を置くか置かないか問題

まずMisocaメンバーの意見を取り入れようとどんな部屋にしたいか皆に聞きました。するとリラックスできるから畳を置きたいという人たちが数名いました。

私は焦りました。なぜなら私はオフィスに畳を置くのは嫌だったからです。しかし反対意見なのは私だけでした。

本来は皆の意見を尊重するべきなのですがどうしても嫌だったのでこっそり畳なしで進めようとしました。しかし、それはなぜかバレてしまいました。

止むを得ずこの後は畳を導入することで話を進めました。自分が責任者なのに自分が絶対に嫌なことを進めるというのはとても辛い経験でした。

しかし奇跡は起きました

コミュニティスペースの場所の都合上、ビルの管理会社の許可が必要だったので確認を取ったところ、なぜか畳はNGとなったのです。おそらく「畳=床材の変更」もしくは「畳=火災の危険」みたいな管理規定に引っかかったのだと思います。

NGになったのは私のせいではないのですが、皆が私を疑っていることが「社長」という普段目にしない敬称が使われているところから読み取れて悲しいです。

コーヒーをどうするか問題

次に「コミュニティースペースでコーヒーを飲めるようにしよう」という提案がでました。Misocaのメンバーは私を含め毎日コーヒーを飲んでいる人が多いので盛り上がりました。

オフィス機器の業者に見積もりをもらって、興味のある8人ほどで集まってどういうものがいいか意見を出してもらいました。すると

  • ミルクが入ってないと飲めない
  • 豆が選べないなら飲まない
  • どうせなら1杯ずつ挽いてドリップで飲みたい
  • 安物のコーヒーを飲むぐらいならコンビニで飲む
  • アイスコーヒーが飲みたい

などという意見が出ました。要するに皆がコーヒーを飲んでいるようで、実は好みはバラバラだったということです。結局意見はまとまらないためコーヒー同好会は30分ほどで解散しました。

現状は電動ミル(ナイスカットミル)とドリッパーを置いて、各自が豆を持ってくるというスタイルでコーヒーを楽しむようにしています。ナイスカットミルはとてもいいですね。

こんな感じでいろいろあったコミュニティスペースですがMisocaへお越しの際は是非のぞいていってください。

作る前に売れるかどうかを検証する

いまMisocaでは新機能の開発をしていて(過去に新機能を開発していなかった時期はないのだけど)、それが大きめのものなので顧客インタビューをしようとしています。

顧客インタビューをするというと

「市場調査やユーザーテストなんて意味がないし、顧客は本当に欲しいものは知らない。とっとと作ったほうが早い」

というようなことを言われることがあります。私も早く作りたい方なので気持ちはわかります。ただ、そういう意見が出てくるということは、私やMisocaが採用しているリーンな製品開発の文脈でいう顧客インタビューとは前提の認識が違っているということです。そこで、このエントリーでは改めて顧客インタビューとはどういうことなのか整理したいと思います。

私が顧客インタビューでしたいことは「作るより先に売りこみをする」ということです。

例えば私は顧客インタビューを初めてする前はこういうことを思いました

・インタビューに最適な人はどうやって見つけるんだ?
・都合のいいインタビューイーを見つけて意見を聞いても意味がない
・何人にもインタビューするのは時間がかかって大変だ

しかし、よくよく考えるとこれらのことはどうせ製品を作ったらしないといけないことです。欲しいと思ってる人を探したり、たくさんの人に製品を知ってもらうようにしたり、利用者に意見を聞いたり・・・つまり本当に製品を作った後に「買いたい!」という人を探すことができるというなら、先に探すことだってできるはずだということです。

そして、もし先に「買いたい!」という人に出会えたなら、どうしてその課題を解決したいのか、他にどんな機能がセットになっているべきなのか、逆に不要な機能は何なのかを聞くことができ、最初の開発期間を数週間単位で短縮でき大きな無駄の削減になります。

Misocaの例でいうと開発前に次のようなアンケート用紙を持って私の知り合いをまわりました。

Misocaは私自身の「請求書が面倒くさい」という気持ちから始まったサービスですが、実際他の人はどう思っているのか聞きに行ったのです。「面倒くさい」と共感してくれる人も多かったですが「大事な仕事だから手渡しにこだわってる」「楽しい仕事だからそういうサービスは使わないと思う」というような仮説を壊すような意見もたくさんもらいました。
そんな中でも「お金を払ってでも使いたい」という人に、じゃあ実際どういう機能が最低限必要かということを聞いて最初のリリース時に必要な機能を決めていきました。
あの時インタビューをしていなければ、必要な機能が何かわからず、あれもこれも「あるべきだ」「ないのは非常識だ」と想像上の顧客の意見を聞きながら開発し、リリースに何倍も時間がかかったと思います。

作ってから売るのではなく、売れるかどうか検証してから作る。それが事業の成功確率を上げ、自信を持って開発できるコツだと思います。

次回は「何をインタビューするか」について書きたいと思います

目的をぶらさないMisocaの会議の進め方のコツ

「Misocaのミーティングは慣れないとつらい」

という話を最近Misocaのミーティングに参加し始めた人から教えてもらいました。詳しく聞くと、突然話を遮られたりすることがよくあるのでびっくりするということでした。

具体的には

「その話は今の議題と違うんでやめましょう」

「その話は後で当事者同士でやってください」

という発言がバンバンされるので、慣れないと人格を否定されたような辛さを感じるということだそうです。こういう発言はMisocaにとっては当たり前のことなのですが、確かに親しくない人にそういうことを言われたらびっくりするよなあと考えさせられました。

Misocaでは会議の時間はできるだけ短くしようという意識があります。そのため会議の目的から脱線した場合は誰かが指摘して軌道修正するということが当たり前にされます。

他にも目的を持って会議を進める時には

「この会議の目的ってなんでしたっけ?」

「あと○分ですけど、結論出ますか?」

「ホワイトボードで書いて / 画面共有して進めましょう」

といった発言もよく出てきます。

大事なのは

「あれ?なんか変だな。ずれてるな」

と思ったらすぐに指摘することと、それを指摘することは全体にとっていいことだという共通認識を持つことです。(私もよく指摘されます)

会議というのはチームにとってコストの高いものなので効率よく進めたいとなと改めて思いますし、一方誰であろうと慣れない人がいるときは配慮があるとより良い会議になるなと感じた話でした。

 

松江オフィス始まります(松江でミートアップも開催)

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先日島根県からも発表があったように、いよいよ松江オフィスがスタートします。オフィスの開所は11月1日で、場所は関係者に「ルビービル」(回文)と呼ばれている駅前の松江センタービルです。

写真は弊社が新規立地計画というものを出し認められたのでその調印式の時のものです。(左:島根県溝口知事、右:松浦松江市長)

この計画を提出したことにより、交通費や人件費などで様々な支援が受けられます。こういった制度は金銭的な支援面に目が行きがちですが、私としては島根や松江をRubyで盛り上げていこうという職員の人たちとチームになれたというのが嬉しいです。

今週はRubyWorld Conference 2016が松江で開催されます。Misocaのメンバーも何人か行きますし、島根のスタッフでThinreportsのコミッターである@hidakatsuyaももちろん参加します。

Misocaではそれに合わせて の前日に一緒にご飯を食べる企画をしています。まだ応募可能ですので是非ご参加ください。

RWC2016前夜にMisocaメンバーとご飯を食べよう(締め切り:11月1日まで)

豊吉隆一郎

株式会社Misoca代表取締役

2002年より名古屋にてフリーランスとしてWeb制作を始める。
2011年6月、株式会社Misoca(旧スタンドファーム株式会社)を設立。

趣味はマラソン、将棋、マニュアル化。
CSNagoya勉強会共催者、名古屋Ruby会議スタッフ、OSCNagoya2011実行委員長など

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