Misocaからfreeeに請求書情報を送ることができるようになりました

いつもMisocaをご利用いただきありがとうございます。

この度、Misocaからクラウド会計ソフト「freee」に請求書情報を送る機能を追加、公開いたしましたので、お知らせいたします。

機能概要

Misoca上で作成した請求書の情報をfreeeに送信することで、freeeの取引(収入)として取り込むことができる機能です。

通常ですと手作業で入力していた作業が、ボタン一つで完了します。

※2014年6月18日現在 freeeに事業所を複数登録している場合も連携する事業所の選択はできません。次回アップデート(6月30日を予定)にて選択できるよう対応予定です。

[保存版]新米カメラマン必見!ベテランが教える見積・請求のコツ16項目

新米カメラマン必見!ベテランが教える見積・請求のコツ16項目

カメラマン(フォトグラファー)の見積・請求についてベテランカメラマンのアドバイスを聞いてきました。見積や請求で「あーしまった!」ということが無いように仕事の前後に是非確認してみてください。

仕事前に聞いておきたいこと

税込み・税別どちらなのか

雑誌や商品の撮影などは依頼者から言い値の仕事も多いと思いますが、消費税は別なのかどうかは後から確認するのも大変ですので事前に確認しておきましょう。

なかには「個人事業主だから」「売上が少ないから」という理由で消費税を請求しない人もいるようですが現在課税事業者でなくても売り上げ次第で変わるものですので常に請求しておくのが普通です。

源泉徴収税は引いて請求するかどうか

これは取引先の決まりによりますので、事前に確認しておきましょう。

(Misocaで請求書や見積書を作れば自動で源泉徴収税は計算されます)

請求日・入金日はいつになるのか

仕事が終わった後にいつ請求(請求書を出す日)で、請求日(請求書上に記載する日付)はいつで、入金(振り込まれる日)がいつになるのか確認しておきましょう。

取材や出張の場合は場所はどこなのか

自分一人で写真を取りに行く場合はお店等の名前や住所、担当者をきちんと確認しておきましょう。

アシスタントやモデル、ヘアメイクは必要か

アシスタントやヘアメイクといったサポートスタッフが必要になるかどうかを確認します。またそれらの手配は誰が担当するのかも確認しましょう。

どんなカットが必要になるか

商品についての撮影の場合は
・バリエーション
・カット数
を確認しておくといいでしょう。

時間で決まる場合は拘束時間を確認しましょう。また、拘束時間には準備の時間なども含まれることを確認しておきましょう。

実費・経費で確認したい項目

ロケハンの費用

事前にロケハン(場所の下見)などが必要な場合はその拘束時間や交通費の見積が必要になります。

前泊・後泊料金

撮影場所によっては前日入りしたりする必要があると思います。その場合宿泊費用などが必要になります。

機材の郵送代・宅配先

機材が多い場合は郵便や宅配便で送ることになります。送り先と送料を確認します。

消耗品はなにが必要で、どちらの負担になるのか

背景紙(バックペーパー)などはよく使う消耗品の一つです。その他にも何が必要で請求していいものなのかどうか確認しましょう。

交通費・駐車場は別なのかどうか

車や電車での交通費、現地での駐車場代です。

仕事後に必要になる項目

納品日はいつになるのか

撮影後納品日がいつになるのか確認します。あまりに時間がない場合は特急料金を相談してもいいでしょう。

納品方法はなにになるのか

DVDがいいのか、SDカードでいいのか、メールでいいのか確認します。また全部のカットなのかどうかも確認しておきましょう。

納品物も紙での出力や、インデックスプリントなどが必要な場合で手間や費用がかかる場合は別途費用を請求してもいいでしょう

画像の加工・オペレーション費用

写真の加工・調整が必要な場合はオペレーション費用を請求する場合があります。

その他

スタジオ・モデルやヘアメイクの日程調整

スタジオはもちろん、モデルやヘアメイクの日程調整は事前にするようにしましょう。調整さんやCu-HackerといったWebサービスが便利です。

モデルやヘアメイクさんに入金日を伝える

依頼主から入金があってからモデルやヘアメイクに報酬を払う場合は事前に入金日を相談しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。こういったリストを保存しておいて見積もりの際にチェックすることでスムーズに仕事が進むようになるといいですね。

計画停止のお知らせ(6月1日(日) 02:00 〜)

いつもMisocaをご利用いただきありがとうございます。

この度、下記内容にてメンテナンス実施いたします。
ユーザー様にはご不便をお掛けいたしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。

以下メンテナンスについてのご案内です。
■日時
2014年6月1日(日) 02:00 – 2014年6月1日(日) 06:00

■目的
サーバ、ネットワーク等の等の増強

■影響範囲
メンテナンス中はMisocaへの新規登録・ログインができません

■本件に関するお問い合わせ
misoca@standfirm.jp
052-265-6417(担当:とよし)

見積書・納品書のメール配信機能追加のお知らせ

見積書・納品書のメール配信機能追加のお知らせ

いつもMisocaをご利用いただきありがとうございます。

この度、請求書のメール配信機能に続き、見積書・納品書のメール配信機能を追加、公開いたしましたので、お知らせいたします。

メール配信機能概要

Misoca上で作った見積書・納品書を電子配信できる機能です。この機能によりMisocaユーザーなら誰でも簡単、安全、そして素早く見積書・納品書を電子的に送れます。

フリーライターに見積りは存在しない?フリーライターの見積・請求の話

フリーライター見積

今回はフリーライターの見積・請求についてフリーライターとして10年以上のキャリアのあるahtyさんに教えていただきました!

フリーライターに見積りは存在しない?フリーライターの見積・請求の話


By: Pedro Ribeiro Simões

ライター仕事をして10年弱。わたしは見積りを提出したことがありません。

フリーランスでお仕事を受けるとき「お見積りを」というのはあいさつ言葉かもしれません。しかし、わたしの経験では言われたことがありません・・・

「出来る?」=「やるよね」
「いくら?」=「いくらでもやるよね」
「いつからいつまででやってね」=「言ったからね、出来なくてもやるんだよ」

この場合のお相手は、PR系のベンチャーや大手出版社でした。はっきり言えば言うなりです。若輩者に交渉の余地は無いです。ただし、時給換算すると800円くらい(あくまで感覚)かな、まあ、最低限生活できる金額かなと思っていました。仕事が好きでないと続きづらい業種です。競争も激しいです。出来る方はもっとできるんだろうと考えていましたね・・・
ただし、条件はメールで残しておきましょう。双方のためです。

ただし、大手の広告代理店で受注側に回った時は、業務完了時に「こんなに稼働がかかってしまいました。あんまりなので増額して下さい」と、1.5倍に増額した再見積りをいただいたことがあります。もちろん内容及び条件を双方で合意した上での進行、稼働をかけたのは先方の都合。その結果上がってきた成果物は散々だったのですが・・・お支払いしたかどうかは想像にお任せします。広告系は原稿料の単価も高いですし、いろいろな面で少し感覚が違うのかもしれません。


By: miguelb

それはさておき、肝心な請求の方法についてのお話です。

請求書については、上げたこともありますし、上げないこともありました。上げる場合は、「原稿料」としての請求でした。どういう請求方法になるかはひとえに、発注主側でどのように処理するかの事情によると思います。おそろしいことに、えっ3ヶ月後?なんてこともあります。忘れられていたなんて話も珍しくありません。支払日も要確認です。請求書を上げず、先方から支払明細書を受け取るだけのやり取りだった場合、先月の明細は原稿料だったのに、今月の明細は編集費。なんてこともありました。

また、交通費などは、経費精算という形での処理が一般的かなと思います。(払われない場合もありましたが)金額のみでなく、詳細な用途を記載したエクセル表を作成しての提出になります。その際領収書は確実に必要ですが、手書き領収書がいいのか品目が分かるレシートがいいのかは、要確認です。また、交通系カードを専用に持っておくと、履歴印字を求められる際に便利です。

経費精算のサンプルExcelは経費精算 (1)をダウンロード

また、打合せの飲食や、撮影時に何か購入した費用など、書き方にルールが無さそうな場合の記載については要確認です。「席代(○○氏とインタビュー前の打合せ)」や、「材料費(○○撮影のため)」などと書いたりしました。これもケースバイケースで、打合せ時の同席は社外の人間の名前にしておいてほしいとか、そういう要望があったりしますね・・・「経費切れるんだから奢りなさい」とか。ええ、ありますね。


By: Drew Coffman

時には、無理だー!と死にそうな時が訪れます。合意以上に期間や量が膨大になることがよくありますね。そういう時は、そうなる前に、都度都度状況を共有しましょう。嫌がられるかもしれません。であればメールで構いませんから、ひたすら念押しに努めましょう。効果が無さそうなら、エライ人をCCに入れましょう。あっても無くても、入れておいた方がベターです。それを踏まえて、交渉。すると、うまくいくこともあるかもしれないし、「じゃあ次(の仕事)で(考えておくかもしれないよ)」という素晴らしいお返事をいただけるかもしれませんね。わたしの成功事例は、「無理、やりたくないんじゃなくて出来ない。もう餓死します」と詳細な経済状況をレポートしたところ、出してもらえました。(でも仕事も積み増しされました)そうなる前に、とは自分への言葉に他なりません。

自分の身は、自分で守りましょうね。

まとめ

見積書について

  • 業界的に見積書を出すことはまれ
  • 条件はメールで残しておきましょう
  • 作業量があまりに多い場合は交渉しましょう

請求書について

  • 明細は「原稿料」とすることが多い
  • 支払日を確認しましょう
  • 交通費や食費などは、経費精算という形で処理をすることが多い

プロフィール

名前:ahty
URL:http://coconala.com/users/92226

ムック本(グルメ)、企業サイト、販促物ほか、10年弱ライティング経験のある兼業フリーライター。
趣味は読書、料理

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